CHUWI MiniBook、実機キーボードの使用感。一部の変則キーを除いては意外と快適、高速タイピングも可能 | Win And I net

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CHUWI MiniBook、実機キーボードの使用感。一部の変則キーを除いては意外と快適、高速タイピングも可能

8インチのUMPC CHUWI MiniBookを利用して、サイト記事編集の大量タイピングを行うことも多い私。キーボードのタイピング感は想像よりよく、高速タイピングも可能です。今回はこのCHUWI MiniBookのキーボードに特化して、使い勝手などを記載します。

全般的には意外と快適にタイピング可能

「意外」と表現しましたが、短期間使用したことのある7インチのOne Mix 2Sが7インチのサイズの抑制からも快適とは言い難く、また、一部のキーの変則的な配置や、サイズが異なるキーも多いことはOne Mix 2Sと同様であるため、MiniBookのキーボードでの快適タイピングは困難だろうとの先入観があったためです。

なお、「快適」であることについて、手元にある10インチ未満の端末と比較は以下となります。

  • 同じく8インチのiPad miniのロジクール製キーボード付ケースと比較すると、同等レベルあるいはMiniBookが大量タイピングには優位。これは、WindowsとiOSのIMEなどの相違によるところもありますが、主要キーのサイズが大きなMiniBookがよりタイピングしやすいです。
  • なお、MiniBookを使い始めた当初は、iPad miniがより快適との評価でしたが、今では逆転しています。これは、MiniBookのキーボードに慣れたことに、英数 かなの切替を後述のフリーソフトによりワンタッチ化していることも要因。
  • 8.9インチのASUS T90Chiのキーボードとの比較では、T90Chiが快適。快適なタイピングを主目的として造り込まれた感のあるT90Chiの快適さには敵いません。T90Chiは10インチと同水準の快適さがあるため、比較対象がよくなかったですね。

 

▼比較した端末はこちら。

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MiniBookのタイピング感

使い始め当初のタイピング時に感じた事項として、上記のとおり「意外と快適」であることの他に下記の2点があります。

  1. Aキーの下にあるShiftキーが小さく、アルファベットの大文字をタイピングしにくい。
  2. キーボード右側のOキーとPキーが、一般的なキーボードよりもやや離れているため、タイピングしにくい。

1については、約3週間利用した現在も同様に感じますが、2については慣れで解消。現在ではほぼ誤タイピングすることはありません。

その他、キーボード・タイピングの雑感は以下。なお、ポインティングデバイスは多用していないため、こちらについてはコメントしていません。

  • 実測していませんが、キーストロークは手持ちのPC複数台と比較すると深めで、ややしっかりめに押し込む必要があります。
  • キーサイズの大きな主要キーは、リズミカルにタイピング可能。また、打鍵音も大きくなく、電車内などでタイピングしても周囲に気遣う必要性はないでしょう。
  • 左Shift以外の変則的なサイズのキー(例えば句読点など)も、意外とタイプミスすることも少ないです。
  • 指紋の付着はそうでもないのですが、脂汚れは目立ちやすいかも。
  • ブラインドタッチも、前述の左Shiftキー以外は問題なく可能です。ただし、私は既にかなりの時間のタイピングを行っており(記事数では5記事程度、1万5千~2万文字)、慣れの要素はかなりあります。
  • 他の13.3インチ、14インチクラスのキーボードで長時間のタイピング後にMiniBookを使用すると、使い始め当初はタイピングミスが続くこともあります(数分タイピングすると、手指が思い出すようなイメージ)。

 

▼Aキー下の小さなShiftキーが、ブラインドタッチ時に操作しにくいものの、その他の小さなサイズのキーは慣れると(配置と距離感を体感的に覚えてしまうと)問題ありません。

▲▼私が購入したのは、Core m3-8100Y 英語キーボード版ですが、以下の記事に記載のフリーソフトの組合せで、英数・かな切替はWindowsキーとAltキーのワンタッチで対応しています。

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まとめ

上の画像はCHUWIさんから1週間ほどお借りした日本語キーボード版、私が購入したのは英語キーボード版となります。日本語キーボード版は「半角・全角」キーが最上段にあり、キーボードを多用する方はキーの割当変更などを行うべきかと思います。

日本語キーボード・英語キーボードともに、私が7インチのOne Mix 2Sを使用した感覚からすると、8インチと大型であることもあり、かなり快適にタイピング可能です。さすがに10インチクラスと比較するとタイピング速度はやや落ちますが、3,000文字以上のサイト記事でも疲れることなく使用することができます。

 

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▼ベンチマークなども含めた、実機レビュー記事はこちら

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