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CHUWI MiniBook、Gemini Lake J4125、RAM 6GBを搭載し、8型UMPCがスペックアップ

既に終売と思っていた 8インチのUMPC「CHUWI MiniBook」が、CPUにGemini Lake J4125を搭載し、CHUWI 公式ストアにて販売されています。終売のバージョンは「Core m3-8100Y、メモリ 8GB or 16GB」、「Gemini Lake N4100 / メモリ 4GB」の2モデルでしたが、今回のバージョンはメモリ 6GBであることが大きなポイント。

2022年3月時点では 国内のAmazonのみでの販売でしたが、2022年8月13日現在では以下の公式ストアでの販売です。

CHUWI 公式サイト

CHUWI MiniBook、J4125版のスペック

トップ下の画像は Windows 11のはめ込み画像ですが、製品版は Windows 10版(Windows 11に更新可能)であることに注意ください。

CPUGemini Lake (Celeron) J4125
GPUIntel UHD Graphics 600
メモリ6GB オンボード
ストレージ128GB eMMC、2242サイズ M.2 SSDを増設可能(1TBまで)
ディスプレイ8インチ、IPS、タッチパネル、解像度 1920 x 1200
WiFi11a/b/g/n/ac
Bluetooth4.0
ポート類USB A x 2(2.0,3.0)、Mini HDMI、USB Type-C(電源)
バッテリー容量 7.6V/3500MA、45W 急速充電に対応
サイズ(本体)201 x 128.6 x 19.3mm、663g
その他アルミ製、バックライト付きキーボード

 

私はCPUにCore m3-8100Y、メモリ 8GBの「MiniBook」を所有しているのですが、充電・起動しない状態となり文鎮化。通勤電車内での記事編集には欠かせない端末のため、代替として、同型で Pentium Silver N5000、メモリ 4GBの「MAL-FWTVPCM1」を購入しました。

301 Moved Permanently
CHUWI MiniBookがついに文鎮化、バッテリーは正常であるものの、充電・起動せず
上の写真の左側は Pentium Siliver N5000を搭載の「IRIE (FFF)の8インチ UMPC」、右側は Core m3-8100Yを搭載の「CHUWI MiniBook」。スペックは違えど同一製造元のOEM製品(あるいはパ

 

▼Geekbench 5のCPU ベンチマークスコア。

上はMiniBookと同型「MAL-FWTVPCM1」のPentium Silver N5000、下は一般的な Gemini Lake J4125。ほぼ同水準となり、Windowsの更新プロセスが動作していない場合、ブラウザやWordなどは遅さを感じることなく動作します。

 

▼Amazonの製品紹介では、USB Type-Cはフル機能とありますが、電源とデータ専用であり、映像出力には未対応と思われます。なお、本記事では未掲載のイメージ画像に「アルミ製ボディ」とあるのですが、終売となったバージョンはマグネシウム製。コストを下げるためにアルミ製に変更、あるいは誤植でしょう。

 

▲▼MiniBookも含め、私がテストしたUMPCのポインティングデバイスは、どの製品も使い勝手は良好です。また、MiniBookの大きな特徴として、タイピング感が心地よいことがあります。私としてはキーの配列から英語キーボードが好みですが、英語・日本語キーボードともに、タイピング時の適度な戻り感と、一部のキーを除き フルサイズのキーサイズにより、快適にタイピングできます。

429 Too Many Requests

MiniBookの注意事項

上の写真は 所有する Core m3-8100Y版のMiniBookですが、前述のとおり、バッテリーが充電できない・起動しない状況により文鎮化しています。これは例外的なこととして、MiniBook 同型のモデルは以下の記事に記載のとおり、バッテリーの残量表示がおかしくなる傾向があります。使用できないほどの致命的な課題ではないのですが、購入を検討する際には、この課題を認識・前提としましょう。

CHUWI MiniBook、バッテリー残量表示が100%から変動しない状況に。ケーブル再接続で復旧するも一時的
Core m3-8100YのレスポンスとUMPCとしては良好なタイピングで、通勤電車内でのサイト記事編集などで快適に利用しているCHUWI MiniBook。ただし、最近 悩まされるているのが、バッテリー残量の表示がおかしいこと。残量が10

まとめ、価格情報

MiniBookとしては、10インチと大型化・Jasper Lake J5100を搭載の「MiniBook X」が販売されています(CHUWI MiniBook X、公式ストアで販売開始。Win 11搭載・ファンレスなど新たに判明した事項、70ドルオフのクーポン情報)。8インチの後継機との位置付けですが、私としては全くの別シリーズとの認識。前述のバッテリー残量表示の課題があるものの、UMPCとしては格安でタイピング感もよく、また、メモリ 6GBに増量となったことにより、8インチクラスのUMPCをお探しなら候補となる製品です。

 

コメント

  1. neko より:

    初めまして、CHUWI MiniBookの記事を探していてこちらにたどり着きました。大変興味深いレビューでした参考にさせていただきます。CHUWI MiniBookを購入検討しているのですが目的がデジタルカメラで撮影したデータ30GBー50GBをロケ先でバックアップのコピー用の端末として使用、本体に128-256GBのSSDなどを増設もしくは同様のmicroSDの保存先にしてみたいと考えています。
    USB3.0のカードリーダーを使用予定です。
    今のメイン機が2015MacbookPro 3.1Ghz i7 メモリ16GBです。 パワー的にはだいぶん差があると
    思いますがデータコピーと簡易的に画像のセレクトなどを行うのはMiniBook、もしくはNANOTEでは
    現実的にはどうでしょうか。無理なくで結構です見解を教えていただけないでしょうか
    よろしくお願いいたします。

    • kenken より:

      私はCHUWI MiniBookと同型モデル・同水準のこちらの記事のUMPCを使用していますが、画像の保存も含めたストレージとしては、microSDよりもSSDの増設が快適です。
      また、私はそれほど多くの画像のセレクトを行っていませんが、Web サイトの閲覧や当サイトの記事の編集(画像編集も含む)などの軽作業では、遅さを感じることなく動作します。2015 MacbookPro 3.1Ghz i7 メモリ16GBと同水準のPCも所有しており、キビキビ感はやはり劣りますが、MiniBookでは遅くて使えないレベルではないと思います。
      なお、MiniBookではバッテリー表示の不具合が生じやすく(こちらの記事を参照)、以前に使用していた MiniBookの上位版(Core m3-8100Y)はバッテリーが充電できない状況となり、文鎮化しました。他社のUMPCでも同現象になったこともあり、一般的にUMPCはバッテリーに不具合が生じる可能性が、ノートPCよりも高いです。
      NANOTEは最近発売された、SSDSを搭載するNANOTE NEXTかと思いますが、レスポンスはMiniBookと同水準です。ただし、やはり7インチのキーボードはタイピングしづらく、MiniBook vs NANOTEではMiniBookをおすすめします(ボディの質感もかなり異なります)。

  2. neko より:

    kenken様

    ご返信ありがとうございます、とても分かりやすく解説いただ気ありがとうございました。別記事にもありましたmacの夢を見る件も合わせて参考にさせていただきたいと思います。これからも記事楽しみにしております、ありがとうございました。

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