Chuwi Hi10 Proの電源が入らなくなって、約4ヶ月が経過。しばらく放置していたのですが、他のWindows 10 ノートでは、バッテリー端子の抜き差しで復旧した事例があるため、Hi10 Proのバッテリーを接続している半田をつけ直し試してみました。結果としては起動せずですが、僅かながらに復旧の兆しもあり。
いまだに電源が入らないChuwi Hi10 Proですが、今回は途中経過として、バッテリーの再接続による検証の簡易レポートです。
これまでの経緯
これまでの経緯は以下の記事に掲載しています。海外サイトを参照し、「電源ボタンなどのキーにより復旧を図るも起動せず」、「裏蓋を開けて基盤を確認するも、バッテリーの接続がハンダ付けによるものであり、しばし保留」の経緯です。


▼こちらは、電源の入らないWindows 10 ノートが、バッテリー端子の抜き差しで復旧した事例。

バッテリーを断線し再接続
正確に記載すると、半田付けにより接続されているバッテリーを外し、再度 半田付けしバッテリーを接続、となります。半田付けを行うこと自体、数年ぶり、しかも人生で数回のみの対応であるため、かなり醜い状況となっています(電源が入るか否かの確認用の仮付け)。
Windows 10のソフト側の問題、あるいはバッテリーの保護機能(?)で電源が入らない状況であれば、バッテリーの再接続により復旧しないかとの期待を込めて試してみました(結果としては、起動せず)。
▼(ボケていますが)接続コードを外した状態。
▲半田付けに不慣れなため、半田による接続部分はそのままに接続コードを切り、コネクターなどで接続しようとも思いましたが、程よいコネクターがなく断念。
▼途中経過は省きますが、コードを再接続。
▲バッテリーの再接続後も、相変わらず電源は入りません。ただし、以前から同様だったかもしれませんが、充電してみると上の写真のアルミ板はほんのりと熱を帯びています。これにより、何とか復旧しないかと微かな期待も抱いています。
上記の状況は、以下の記事で記載の、One Mix 2Sの電源が入らない状況に似ているのですが、One Mix 2Sは初期不良扱いで既に返品したため、何が原因か解らずじまい。

こうなると最後の手段はバッテリーを交換することぐらいか。海外サイトを参照すると、BIOSを強制的に起動し(別途、パーツが必要)、復旧させた事例もあるようですが、かなり敷居は高そうです。以下のとおり、バッテリーも安価で販売しているため、交換してダメなら諦めるしかなさそう。
▼AliExpressで販売の、Chuwi Hi10 Pro用のバッテリー。本体 15.10ドルに送料 8.42ドル。合計 3,000円弱なら試してみる価値がありそう。