2021年3月20日現在、CHUWIの英語・ロシア語の公式サイトにて、Jasper Lake N5100を搭載する10インチ 2 in 1「CHUWI Hi10 Go」が4月に発売とアナウンスされています。世界最速でN5100を採用するうえに、現行のHi10 XなどのHi10シリーズのボディを変更しているようです。
サイズなどの詳細スペックは明らかになっていませんが、メモリ 6GBにストレージはeMMCとなり、現行のHi10 Xと同様。eMMCにおいて、SSD化してもよかったように思います。なお、私としては、CPUに加えキーボードが刷新されたことは大きな魅力。
引用元
CHUWI Hi10 Goのスペック
3月20日時点にて、上記のニュースリリースから読み取れるスペックは以下です。数日前から詳細情報を探していたのですが、ようやくニュースリリースとして公開されました。
CPU | Jasper Lake (Celeron) N5100、4コア、最大 2.8GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 6GB DDR4 |
ストレージ | 128GB eMMC |
ディスプレイ | 10.1インチ、IPS、タッチパネル、解像度 1920 x 1200 |
WiFi | 未公開 |
Bluetooth | 未公開 |
ポート類 | 未公開、画像では USB Type-Cを確認 |
バッテリー容量 | 未公開 |
サイズ(本体) | 未公開 |
OS | Windows 10 Home |
未公開情報が多いのですが、最大のポイントは冒頭のとおり、Jasper Lake (Celeron) N5100を搭載すること。現行のGemini Lake N4100の次世代版となりますが、10nmプロセスのアーキテクチャを採用し、Gemini Lake世代と比較すると、総合的なアプリケーション性能は35%ほどアップしているようです。
現行世代の体感比較としては、Apollo Lake N3450とGemini Lake N4100の相違ほどでしょうか。 大きな差ではないものの、長時間利用していると、僅かなレスポンスの相違の積み重ねで、作業が効率化できるようなイメージです。
Hi10シリーズは、大ヒットのHi10 Pro (Atom Z8350を搭載)から継続して ストレージにeMMCを搭載していますが、Hi10 GoでもeMMCを踏襲。SSDと比較すると著しい相違はないのですが、そろそろSSD化してもよかったかも。
CHUWI Hi10 Goの外観
これまでのHi10シリーズは、2018年あたりから同ボディを採用していましたが、背面のデザインなど少なからず変更となっています。上の画像のとおり、電源ボタンとカメラ周りは、最近のCHUWIのPCやAndroidタブレットと同様に、レッドで縁取られています。
▼こちらは 所有するHi10 Xの背面。アルミ製ですが、素材はHi10 Goも踏襲していると思います。
▼Hi10 Xの実機レビュー記事はこちら。

▼上は Hi10 Go、下は従来のHi10シリーズ 実機のキーボード。新しいキーボードには期待しています。というのも、現行のキーボードはキーがやや硬いうえに、タッチパッドが敏感すぎるため。キーボードは高速タイピングも可能ですが、タッチパッドは常用できず、私は機能をオフにして使用しています。
▲イメージ画像のため、ディスプレイのベゼル幅を狭く見せている可能性もありますが、現行の太いベゼル幅が狭くなっていることにも期待します。
まとめ
CPUがJasper Lake (Celeron) N5100となったことよりも、私としては変更となったキーボードに大きく期待の「CHUWI Hi10 Go」。ちなみに、私が以前に購入したHi10 Proは電源周りの不具合があり、現在は起動しない状態になっており、また、Hi10 Xも付属の電源アダプター関連での不具合もあるようですが(私のHi10 Xでは発現せず)、Hi10 Goでは、このあたりの課題解消にも期待します。
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