Chromeのメモリ使用量が激減、ベータ版のメモリ自動解放機能を試してみた

ブックマークのスマホ・パソコン間の連携などに便利なGoogle Chromeですが、やはりネックは処理の重さ。メモリ使用量が1GB超になることも頻繁にあり、スリープからの復帰時などにはCPU使用量がかなり激しくなることも。

使用していないメモリを解放する拡張機能としては「Tab Memory Purge」がありますが、Chromeの機能 ベータ版のメモリを自動解放する「Automatic tab discarding」を試してみました。結果、「自動」の定義は現在のところ未確認ですが、手動で解放した結果、文末に記載のとおりメモリ使用量は激減となりました。

なお、ベータ版の機能であるため、導入においては自己責任となりますので留意ください。

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Automatic tab discardingの導入

▼Google Chromeにてタブを15個開いた状態ですが、メモリを1302.2MBも消費しています。これをAutomatic tab discardingの導入により抑制してみます。

 

Automatic tab discardingの導入方法です。

 

▼Chromeのアドレスバーに「chrome://flags/」と入力し移動すると、以下の画面が表示されます。

赤文字で「WARNING: EXPERIMENTAL FEATURES AHEAD」とありますが、試験的な機能であるためリスクが伴いますとの注意書きです。

 

▼上の検索欄に「Automatic tab discarding」と入力、あるいはアドレスバーにダイレクトに「chrome://flags/#automatic-tab-discarding」と入力すると、以下の画面となります。

赤枠の部分を「Enabled」とすると有効になるのですが、黄色網掛に以下の文言があります。

If enabled, tabs get automatically discarded from memory when the system memory is low. Discarded tabs are still visible on the tab strip and get reloaded when clicked on. Info about discarded tabs can be found at chrome://discards. – Mac, Windows

  • 有効にした場合、メモリ残量(?)が少ない場合には、タブのメモリを解放する。
  • メモリが解放されたタブはタブストリップに表示されたままだが、タブをクリックした際には再度読み込みを始める。
  • メモリが解放されたタブは「chrome://discards」で確認可能。

 

以下で紹介のTab Memory Purgeとほぼ同機能ですね。

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Automatic tab discardingの機能

▼上の赤枠の部分を「Enabled」とすると、「変更内容は次にGoogle Chromeを再起動したときに有効になります」とあるので、「RELAUNCH NOW」により再起動して有効化。

 

▼効果、機能性を確認するために、アドレスバーに「chrome://discards」と入力すると以下の画面となります。

項目を抜粋すると、以下となっています。内容を確認できた項目については概要を記載しています。

  • Utility Rank、開いている全タブについて利用頻度をランク付け
  • Reactivation Score
  • Tab Title、項目名そのままにタブのタイトルです
  • Tab URL、タブのURL
  • Visibility、「hiden」と「visible」がありますが、現在 アクティブとなっているタブがvisibleとなっています
  • Media、Frozenは空白となっており、詳細未確認
  • Discarded / Discarded Count、これがメモリ解放となったか否かを示すもの
  • Auto Discardable、メモリ自動開放の有効・無効を制御できます
  • Last Active、最後にアクティブとなった時刻を〇〇分前と表示しています

 

▼また、以下の画像のとおり(上はchrome://discards画面の左上、下は各行の右)、タブ毎にメモリの解放を手動で行うことができます。

 

▼Disregardedの欄にチェックが入っていますが、自動でメモリ解放された(と思われる)事例です。どれほどの時間 アクセスしていない場合にメモリ解放となるのか不明。

まとめ、Automatic tab discardingの効果

肝心なメモリ使用量の抑制効果ですが、今回は手動でメモリの解放を実施して確認。開いているタブ15個のうち13個を、上記のタブ毎にメモリを手動解放してみると、以下の画像のとおり、解放前の1302MBのメモリ使用量が解放後は377MBと激減。現在のところ、自動解放の「自動」の定義が不明瞭ですが、確認できた際に追記します。

 

▼上の画像はタブを15個開いた状態。下はタブ15個のうち、手動にて13個をメモリ解放してみました。解放前の1302MBのメモリ使用量が解放後は377MBと激減。

 

▲▼「タブ毎のメモリ解放」の機能は、以下で紹介のTab Memory Purgeと同じであるため、同様のメモリ抑制効果です。

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