ASUS C101PA、10ヵ月使用後の再レビュー、レスポンスは良好だが大量入力には違和感もあり

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ASUSのChromebook C101PAを購入して約10ヶ月経過しましたが、このあたりで中締めとして10ヶ月の使用感をレポートしてみます。

他サイトのレビューではかなり評価の高いC101PAですが、私としては微妙なところ。確かに起動は速いのですが、携帯用のサイト記事編集用のごく限られた範囲で使用する端末としては、私にとっては同じくASUSのT90Chiがよりしっくりときます。今回は。このASUS T90Chiとの比較も含めレポートします。

 

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ASUS C101PAの外観、質感

天板・キーボード面・裏面も含めアルミ製のC101PAは、それなりに質感も高くなっています。「それなりに」と表現しましたが、質感が高いことを強烈アピールしがちなChuwiなどの新興中国メーカー製PCと比べると、アルミ素材の見せ方などは弱いようにも感じますが、ASUSの他製品・他の大手メーカー製PCではプラスチック製ボディの端末が多いなか、C101PAの質感は高くなっています。

ただし、その質感の高さは以下事項を除きます。

  • 左右・上下ともにベゼル幅が太すぎます。これがさらに狭くなると、よりスタイリッシュになるのですが。
  • プラスチックのキーボードの質感もわるくないのですが、ザラザラ感の強いキーキャップにはやや抵抗があります。

 

▼外観・質感については、以下の記事を参照

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レスポンス

比較対象機が古くふさわしくないのですが、同じく10インチで、メモリ 4GB、ストレージにeMMCを搭載するWindows 10 PCとスペックを比較しています。

私がWebサイト閲覧、サイト記事編集(画像編集を含む)のライトユースで使用する範囲では、軽めのChrome OSにメモリ 4GBを搭載していることもあり、Atom Z8350搭載のWindows 10 PCよりもサクサクと動作します。

そのサクサクな動作事例は以下です。

  • ファイル容量少なめの画像編集時に、Atom Z8350搭載機では多少のモタツキを感じるものの、C101PAではそれほど感じず。
  • 私が使用することの多いGoogle Chromeではタブの切替など、C101PAがよりキビキビしています。

 

▼比較対象機は、こちらのChuwi Hi10 Pro

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ディスプレイ

C101PAのディスプレイの特徴の一つは、タッチパネルに 360度回転機構付であること。そのディスプレイに対するコメントは以下です。

 

  • 360度に回転し縦持ちとした場合には、その低解像度(1280 × 800)が目立ち、テキストのシャギーさがやや目立つ。そのため、私は360度に回転して使用することはまずありません。
  • 低解像度であることを覚悟のうえでの購入でしたが、iPadやAndroidタブレット、Windows PCなどの高解像度のディスプレイに慣れてしまうと、横向きでもやはりその粗さが目立ちます。ほぼ同解像度で8.9インチのWindows 2 in 1 「ASUS T90Chi」の場合には、拡大表示してもテキストの粗さは控えめなのですが、10.1インチとなると目立ってしまいます。
  • タッチパネルは便利です。Windowsのタッチパネルの場合には、小さなアイコンやテキストリンクを的確にタッチすることは作業訓練に近いのですが、Chrome OSのC101PAの場合には、アイコンも大きめであるため、的確にタッチできます。
  • ディスプレイの鮮やかさと色調には特に問題はありません。

 

キーボード

キーボードについては、他サイトの評価を確認したうえで、また、秋葉原の店頭にてC101PAの実機を試し打ちしたうえで、「これなら記事編集の大量タイピングにも使える」との判断での購入でした。

しかしながら、数ヶ月つかってみると、サイト記事用の大量タイピングにはやや抵抗感があります。その抵抗感とは以下となります。

 

  • キー入力したあとの戻りの弾力性がやや強すぎ、違和感あり。
  • 10.1インチのキーボードとしては、キーピッチが狭い感覚あり。9.7インチのiPad用キーボードがよりキー幅・キービッチともに広い感覚(実測はしていません)。
  • 私はUS版=英語キーボードを購入してしまったために、C101PAの日本版=日本語キーボードで設定されている、スペースキー両隣の英数・かな切替が使えず、「alt + スペースキー」での切替となるため、大量タイピングでは非効率。

 

▼10インチ前後のモバイル端末での快適なタイピングとしては、ASUS T90Chiが断然使いやすい。通勤時にはASUS C101PAとT90Chiのどちらかを持ち歩いているのですが、T90Chiの出番が多くなっています。

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タッチパッド

タッチパッドは素直によい出来です。滑らかさ、ジェスチャー機能、正確性ともに手元にあるWindows ノート複数台よりも確実に使いやすい。

多少、誇大に表現すれば、所有するMacBook Air 11にやや劣る程度の心地よさ。C101PAのタッチパッドなら電車内での作業でも、マウスがなくともなんとかなります。

バッテリー

Chromebook 全般、C101PAともにバッテリー持ちを評価するコメントが多いのですが、私の感覚では、「Chromebookの起動が速いために、Windowsのようにスリープあるいは休止にする必要もなく、Chromebookでは使用していない場合には電源オフにしていることにより、バッテリー持ちがいい」とのことだろうと思っています。

というのも、使用時、あるいはスリープ時のバッテリー持ちは、Windows・Androidと同程度、iPadよりもよくないとの感覚です。

特にスリープからの復帰時には、「いつの間にか、バッテリー残量がほとんどない」ことが多々あります。

これはスリープとする際には、特にChromeがバックグラウンドで稼働しないようにChromeを終了させておく」ことである程度はバッテリー持ちもよくなるのですが、省電力アプリを導入したAndroid端末がはるかにスリープ時のバッテリー持ちはよいです。

 

▼Androidタブレットでは、省電力アプリ「iBattery」の導入により、スリープ時のバッテリー持ちが劇的によくなるのですが、Chromebookのスリープではそれほどバッテリーが持ちません。

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まとめ

あらためて、ASUS C101PAの約10ヵ月の使用感を整理すると以下となります。大量タイピングを目的としている私としては、売却すべきか否か、悩みどころです。

 

  • アルミ製のボディは、中国メーカーのアルミ製ボディとは異なる趣きで質感が高いのですが、太いベゼル幅が武骨なイメージを与えている。
  • レスポンスは、このクラスの端末としては上々。ライトユースではサクサクと動作します。
  • ディスプレイは低解像であることにより、その粗さは否めず。
  • キーボードのタイピング感は一般向けにはよいものの、大量タイピングではその弾力性に違和感あり。
  • タッチパッドはサラサラ感・操作性ともにかなり良好。
  • バッテリー持ちは期待値ほどよくない。未使用時には電源オフにすべき。

 

▼購入を検討している場合には、USモデルよりも日本モデル。USモデルは英数・かなの切替が不便です。

 

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