BMAX B2、約16,730円と安価ながらもNVMe対応のSSDを増設可能なミニPCのスペックと特徴 | Win And I net

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BMAX B2、約16,730円と安価ながらもNVMe対応のSSDを増設可能なミニPCのスペックと特徴

BMAXからリリースされているミニPCのうち、BMAX B2 PlusとBMAX B4 Proの実機を使用してみると、意外なほどにCPUファンが静かであり、ビルトインスピーカーも想像よりも高音質、双方ともにNVMeのSSDに対応なうえ(B4 Proはデフォルトで搭載)Winodws 10 Proを搭載など、その意外性に驚きます。

一方、廉価版でApollo Lake N3450を搭載するBMAX B2の仕様を確認すると、こちらもNVMe対応のSSDを増設可能とあり、N3450搭載機としては珍しい製品となっています。今回はこのBMAX B2の概要を確認してみました。

2020年6月21日追記。以下のとおり、実機レビュー記事を追加しました。B4 ProとB2 Plusと同様に、B2もWindows 10 Proを搭載し、ファンレスを謳っていないものの、かなり静かなミニPCです。
BMAX B2 実機レビュー、N3450搭載の実用的で静音仕様、NVMe SSD増設可・Win 10 Proと150ドル未満ではベストなミニPC
Apollo Lake N3450を搭載しつつも、NVMe対応のPCIe SSDを増設可能なミニPC「BMAX B2」。BMAXのミニPCには、B1、B2、B2 Plus、B3 Plus、B4 Proと4製品があり、下位のB1がコンパク...

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BMAX B2のスペック

BMAXのミニPCとしては、B1、B2、B2 Plus、B3 Plus、B4 Proがラインナップされていますが、名称からも構成が近いのはB2 Plus。B2 Plusとの大きな相違は、B2 PlusのCPU Gemini Lake J4115に対し、B2はApollo Lake N3450であること、また、B2 Plusはビルトインスピーカーが装備されていることに対し、B2は未装備であること。

 

▼BMAX B2のスペック。サイズはB2 Plusと全く同じです。

CPUCeleron (Apollo Lake) N3450
GPUIntel HD Graphics 500
メモリ8GB DDR4
ストレージ128GB SATA SSD、M.2 PCIe SSDの空きポートあり
WiFi 11a/ac/b/g/n
Bluetooth4.2
ポート類USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、有線LAN、HDMI x 2
サイズ12.5 x 11.2 x 4.4 cm
OSWindows 10 Pro (※)

※ 6月19日現在、実機をレビュー中ですが、Windows 10 Proを搭載していることを確認しました。

 

▼大きなポイントは、Apollo Lake N3450搭載機としては珍しく、MVNe対応のPCIe接続のSSDを増設可能であること。SATAとMVNe間に感動するほどの大きな差はないのですが、Windows 10の起動や終了、大量ファイルの並び替えなど、より高速であることを実感できます。

▲▼私は他のミニPCで以下のPCIe SSDを使用していますが(実機レビュー、Core i7-8565U搭載のミニPCベアボーン「NVISEN (EGLOBAL) Y-MU01」。PCIe SSD取付によりさらに快速に)、SATA SSDとの価格差が大きくないこともポイントの一つ。

CPUのApollo Lake N3450ですが、ベンチマークスコアとしてはBMAX B2 Plusに搭載のGemini Lake J4115が優位であるものの、Webサイト閲覧やWord / Excelなどのオフィスソフトの使用における体感レスポンスに大きな相違はありません。J4115が僅かに速いことを感じ取れるかどうか、と言ったところ。

下位のApollo Lake N3350となるとライトユースでも厳しくなりますが、N3450は極端に重いことをしない限りは普通に動作します。

Gemini Lake vs Apollo Lake、実機のベンチマークと体感レスポンスの比較
Gemini Lake N4100のミニPC「Alfawise T1」をメインPCとして使用し約20日が経過しましたが、これまでの使用実績を踏まえ、あらためて Apollo Lake N3450とベンチマーク、レスポンスの体感差を整理し...

 

▼BMAX B4 Pro、B2 PlusともにCPUファンがかなり静かなため、B2もその静けさを期待できます。

 

▼ポート類はUSB Type-Cはありませんが、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、有線LAN、HDMI x 2と十分。

BMAX B2の外観

天板の大きなロゴが気になるBMAXのミニPCですが、B2、B2 Plus、B3 Plus、B4 Proともにサイズ・デザインともにほぼ同じです。所有するB2 PlusとB4 Proに限っていえば、プラスチック製で軽いB2 Plusに対し、スチール製で重厚感のB4 Proの相違もあります。

B2の素材は製品紹介に明記はなく、価格帯的にはプラスチック製と推定されますが、以下の画像のとおり、B2 PlusよりもB4 Proに近い配色とデザインです。

 

▼B2(左)とB2 Plus。明るいシルバーのB2 Plusに対して、ダークグレイのB2。私としてはB2の色が好み。また、ポート類がある面の四隅のネジの有無が異なります。B2がより凝った造りです。

▲B2(左)とB4 Pro。B2のデザインは、B2 PlusよりもB4 Proに近いもの。B2はプラスチック製だと思いますが、色合いとデザインではB4 Proと同じくスチール製かも?とも思えてきます。

 

▼私は見慣れてしまいましたが、BMAXのこの大きなロゴと妙なイラストに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。ノートPCの天板のロゴは大きな抵抗がありますが、ミニPCなら自宅での使用がメインとなるため、まだよいかと。

価格情報

Banggoodの2020年6月10日時点のクーポン価格は149.99ドル(約16,730円)。約16,730円でNVMe対応のSSDを増設可能であることを考慮すると安いです。Apollo Lake N3450を搭載するミニPCは、他にも150ドルあたりの製品もありますが、あまりにも安い場合にはCPUファンがやかましい事例もあります(実機レビュー、Apollo Lake J3455 RAM 6GBで約1.6万円のミニPC「AK3V」。SSD増設 合計2万円で立派なPCの出来上がり)。

BMAX B2 Plus、B4 Proの仕様ではWindows 10 Home or Proの記載がないのですが、実機はWindows 10 Proを搭載。B2の場合にも微かな期待もあります。以下の実機レビュー記事のとおり、Windows 10 Proを搭載しています。

2020年6月21日追記。以下のとおり、実機レビュー記事を追加しました。B4 ProとB2 Plusと同様に、B2もWindows 10 Proを搭載し、ファンレスを謳っていないものの、かなり静かなミニPCです。
BMAX B2 実機レビュー、N3450搭載の実用的で静音仕様、NVMe SSD増設可・Win 10 Proと150ドル未満ではベストなミニPC
Apollo Lake N3450を搭載しつつも、NVMe対応のPCIe SSDを増設可能なミニPC「BMAX B2」。BMAXのミニPCには、B1、B2、B2 Plus、B3 Plus、B4 Proと4製品があり、下位のB1がコンパク...

 

2020年11月3日追記。読者の方からの情報で、BMAX B2 / B2 Plus共用の2.5インチ SATA ケーブルが、Amazon USAにて販売されていることを確認しました。2.5インチ SSDの取付過程の動画もアップされています。詳細は、Amazon USAを参照。

 

▼Banggoodでは、クーポン「BGJPMN6102」の利用により 149.99ドル。6/30まで、10個限定。

BMAX B2、Banggood

 

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