Beelink GTR7 Pro、Ryzen 9 7940HSを搭載のミニPC フラッグシップ機。USB4、マグネット式 DC-IN、PCIe 4.0 SSDポートを2基搭載 | Win And I net

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Beelink GTR7 Pro、Ryzen 9 7940HSを搭載のミニPC フラッグシップ機。USB4、マグネット式 DC-IN、PCIe 4.0 SSDポートを2基搭載

ミニPCの老舗ブランド「Beelink」より、CPUにAMD Ryzen 7 7840HSを搭載する「GTR7」、および AMD Ryzen 9 7940HSを搭載する「GTR7 Pro」が発表されました。2023年5月3日時点では、AMD Ryzenを搭載するミニPCとしては、他のブランドも含めて 最もハイエンドな構成です。

基本スペックの高さに加え、上の画像のとおり、筐体の色は4色展開となり、また、電源の本体との接続部分はマグネット式です。さらには、USB4 x 2個、指紋認証、M.2 PCIe SSD x 2個を装着可能と、ミニPCとしては全部入りの製品です。

なお、AliExpressのBeelink 公式ストアでの先行販売ですが、5月29日前後の正式販売となり、以下のリンク先の価格は正式販売前・割引前の価格です。正式販売まで注文することはできません

引用元

Beelink GTR7 / GTR7 Pro

Beelink GTR7 / GTR7 Proのスペック

上の画像は「GTR7 Pro」の特徴、下表のスペックは、「/」の前が「GTR7」、「/」の後が「GTR7 Pro」となります。

CPURyzen 7 7840HS / Ryzen 9 7940HS、8コア16スレッド
GPUAMD Radeon 780M 12 コア 2700MHz / 2800MHz
メモリ最大 64GB DDR5 5600MHz、2スロット、Crucial ブランド
ストレージ最大 2TB M.2 PCIe 4.0 SSDM.2 PCIe 4.0 SSDを増設可能
WiFiWiFi6
Bluetooth5.2
ポート類USB4 x 2、USB-C、USB 3.2 x 3、USB 2.0 x 2、DisplayPort、HDMI、有線LAN x 2
サイズ168 x 120 x 49mm
OSおそらくは Windows 11 Pro
その他指紋認証を装備、マグネット式 DC IN

 

▼以下の2022年10月に記事投稿の「GTR6」のCPUがRyzen 9 6900HXですので、本製品では大幅にスペックアップしています。

Beelink GTR6 がリリース。AMD Ryzen 9 6900HX、8K出力 HDMIを4ポート、PCIe 4.0 x 4 SSD装備のハイスペックミニPC
ミニPCやTV Boxの老舗ブランド「Beelink」より、CPUに AMD Ryzen 9 6900HXを搭載するミニPC「Beelink GTR6」がリリースされました。2022年10月16日時点では公式サイトでの予約注文、出荷は1...

 

基本スペック以外においても、指紋認証、マグネット式 DC IN、USB4 x 2個と全部入りのハイスペック ミニPCです。スペック・機能を補足すると以下となります。

  • メモリは安心のCrucial ブランド
  • PCIe SSDの読み書きは 3500MB/sと高速
  • SSD ポートは、M.2 PCIe 4.0 x 2のデュアル構成
  • CPUファンのほか、マザーボード・メモリ・SSDを冷やすファン付きのブラケットを装備
  • 負荷をかけた際のCPU温度は最大 60℃台、騒音は最大 30dB台
  • ミニPCでは搭載事例が少ない指紋認証を装備
  • マグネット式 DC-INは、私が知る範囲ではミニPC初

 

▲▼下位のRyzen 7 7840HSにおいても、ベンチスコア(ソフト名の明記なし)は Ryzen 7 7735HSの34%増し。なお、Ryzen 7 7735HSは以下のミニPCに搭載されており、発売当初からしばらくは かなりの注目を集めていました。

AMD Ryzen 7 7735HS搭載のミニPC、MINISFORUM UM773 Lite / Beelink SER6 Pro+のスペック・機能の比較
AMD Ryzen 7 7735HSを搭載するミニPCとして、「MINISFORUM UM773 Lite」と「Beelink SER6 Pro+」が販売されています(2023年2月25日現在では予約販売)。CPUのほか、DDR5 メモ...

 

▲▼BeelinkのミニPCにおいて信頼を持てる事項は、メモリ・SSDのブランドを明記していることが多いこと(本製品のメモリはCrucial、SSDは明記なし)、上の画像のとおり、CPU温度とファンの騒音を明記していること。以下の「SER5 Pro」の実機では、公開のCPU温度よりも やや高くなりますが、それでも公開していることは安心感につながります。

Beelink SER5 Pro 実機レビュー。AMD Ryzen 7 5800Hにより キビキビ動作、2個のファン装備で冷却も万全、しかも静音仕様
今回レビューする製品は、CPUに 8コア 16スレッドのAMD Ryzen 7 5800Hを搭載するミニPC「Beelink SER5 Pro」。先日、AMD Ryzen-5 5560Uを搭載する 無印の「SER5」をレビューしましたが...

 

▼「GTR7」「GTR7 Pro」ともに、BIOSにて TDPを55Wから65Wに変更し、簡易的にオーバークロックすることができます。CPU温度とファン音は大きくなりますが、それでも許容範囲の上昇です。

外観と内部の構成

全金属製のボディは、グリーン・ブルー・グレイ・オレンジの4色展開。私としては、グリーン あるいはブルーが好みです。なお、上の画像の右下にあるのが指紋認証。PCの指紋認証は総じて精度が高く、本製品も同様でしょう。

 

▼「GTR」はBeelinkのハイエンドシリーズとなりますが、従来製品からサイドの通風口には GTRのデザインが施されています。

 

▼ポート類は「GTR7」「GTR7 Pro」に共通。映像出力は、USB4 x 2 / DisplayPort / HDMIの4系統。前面のType-Cはデータ専用です。

 

▲▼メモリとM.2 PCIe SSD x 2個は、システムブラケットの裏に配置されています。システムブラケットには、マザーボード / メモリ / PCIe SSDを効率よく冷やすためにファンが装備されています。素材の明記はありませんが、厚めのブラケットです。

 

▼私が知る範囲では、ミニPC初となる マグネット式のDC-IN。

まとめ

AMD Ryzen 7 7840HS、 AMD Ryzen 9 7940HSを搭載する「GTR7」および「GTR7 Pro」。BeelinkのミニPC、あるいは他ブランドも含めて、2023年5月3日時点のAMD Ryzenを搭載するミニPCとしてはフラッグシップ機の位置付け。しかも、USB4 x 2個、指紋認証、マグネット式のDC IN、M.2 PCIe SSD 2スロットと見所満載です。

なお、重ねての記載ですが、以下のAliExpressのBeelink 公式ストアでは、5月29日前後の正式販売となり、リンク先の価格は正式販売前・割引前の価格です。正式販売まで注文することはできません

引用元

Beelink GTR7 / GTR7 Pro、AliExpress

Beelink GTR7 Pro、Amazon

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