AUZAI 15.6型モバイルモニター 実機レビュー、ベゼル幅・厚みとも最薄4mmで軽量、自然な発色の液晶も良好

コロナ禍の影響で在宅勤務が増えるなか、通販サイトでは同じような15.6インチのポータブルモニターが多く販売され、どれを選ぶべきか迷ってしまいます。そのなか、ベゼル幅の狭さと軽さを特徴の一つとする製品が「AUZAI」社のモニター。今回、このAUZAI社の15.6インチモニターを、レビュー用にサンプル提供いただきましたので、外観・使用感などを記載します。

全般的には、以前 Lepow社のモニターをレビューしましたが、デザインのよいLepowの製品に対して、薄さと軽さに秀でたAUZAIの製品とそれぞれの特徴がある一方、モニターの明るさ・色合い・発色としては、私は今回のモニターが好みです(Lepowのモニター品質もよいのですが、AUZAIはより私好み)。

レビューする製品はこちら

AUZAI 15.6インチモニター (Amazon)

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AUZAI 15.6インチ ポータブルモニターの特徴・仕様

まずは、Amazonの製品紹介・説明書から引用のAUZAI 15.6インチモニターの特徴・仕様を記載します。FHD・4Kなどの明らかに異なる仕様を除いては、どの製品もその仕様からは差別化できない状況ですが、AUZAIのモニターの場合、上の画像、あるいは各種製品レビューのとおり、ベゼルが狭い特徴はわかりやすいですね。

  • 解像度はFHD 1920 x 1080、輝度 250cd、コントラスト比 1000 : 1
  • 1W x 2の内蔵スピーカー
  • 視野角 178°のIPSパネル
  • 映像出力は、Mini HDMIとUSB Type-C
  • USB Type-Cを2つ装備し、一つは給電用、他方は映像出力兼給電用
  • ノートパソコン、デスクトップ、スマホ、PS3/PS4、XBOX ONEまたは任天堂のスイッチと簡単に接続可能
  • サイズは、357.7 x 229 x 9.4mm(最薄 4mm)、650gとコンパクトで軽量
  • 各種ケーブル類が付属(ACアダプターは付属せず)

 

▼厚みは2段階となり、最薄 4mmであることも特徴。実際に手にしてみると、驚くほどに薄くて軽い。

 

▼もちろん、ケースとフィルム付きですが、ACアダプターが付属しないことに疑問を持つ方も多いかと思います。私はAndroid スマホ・タブレット、PCなど、USB Type-CのACアダプターを多く所有しているためよいのですが、そうでない方は別途購入する必要があります。

▲映像出力・電源ポートともに右側に集中しています。

外観

モニターの品質以外の外観について記載します。全般的に、薄さ・軽さが際立ちますが、外観の質感としては Amazonのクーポン価格 17,880円(11/10時点。この価格で提供していることに驚きですが)としては十分なもの。。なお、以降の記載においては、外観・使用感ともに全般的に以下のLepowの製品と比較しています。

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▼Lepowと同様に白の外箱。外箱の厚みなどは標準的。

 

▼老眼の私にとってありがたいのは、大きな文字での日本語表記の説明書。接続方法、OSDメニューなど、必要事項が網羅されています。

 

▼付属品は左から、給電用のUSB Type-C ケーブル(反対面はUSB A)、Mini HDMI – HDMI ケーブル、USB Tyep-C ケーブル(映像出力用)、クリーニングクロス。繰り返しとなりますが、ACアダプターが付属していないため、別途用意する必要があります。

 

▼ポート類が集中する右側面。暗くなりわかりづらいですが、ポート類のあるところ以外の厚みは4mm。この薄さで大丈夫?と思うほどに薄いです。

 

▼厚みの比較用に、同じく15.6インチのLepowの製品(Amazonはこちら)と並べてみました。Lepowのモニターも厚み 9mmと太くはないのですが、その差は大きいです。

▲▼650gの軽さですので、以下の小さなミニPCと組み合わせると、さらに効果的。

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▼反対側の厚みは、Lepowの製品と同じく 9mm。

 

▼ロゴを気にする方も多いと思いますが、AUZAIのロゴもそれほど目立つことはなく、デザインもわるくはありません。ただし、貼り付けではなく彫っている Lepowのデザイン・質感はよりよいもの。

 

▼全体を縦で撮影。左右と上のベゼルの細さ(4mm)が際立ちます。

▲写真ではわかりませんが、上のベゼルには保護用に貼り付けられていたフィルムのノリが残っています。15分ほど格闘したのですが、いまだに綺麗に剥がれず。ベゼルが細く、液晶保護のために、シールはがしクリーナーも使えず。そのうち、時間をかけて剥がしてみます。

 

▲艶消しブラックの背面は、指の油脂が多少つきやすいもの。

 

▼右サイドのポート部分を拡大。接続時の硬さもなく良好です。

▲プラスチック製か、金属製が判断つかなかったのですが、マグネットがくっついたため、スチール製であることが判明。

 

▼左サイドは、左からイヤホンジャック、OSDメニューのダイヤル、電源ボタン兼戻るボタン。

 

▼OSDメニューを表示。

ダイヤルが小さいために慣れも必要ですが、操作性・切替は良好です。透過式のOSDメニューですが、レッドとブルーの組み合わせで視認性もよいです。もう少し、ダイヤルが大きいと操作しやすいとも思いますが、Lepowも同様であり、これが標準的な仕様でしょう。

 

▼スタンドの角度は二段階。当初、どのようにスタンドを組み立てるか悩んだのですが、写真のように上の部分を二つ折りにするのが正解かと思います。

 

▼背面より。ブラックのため、素材が写真で表しにくいのですが、凹凸のある硬質ゴムのような素材です。指紋や油脂が目立つことはありません(少なからず、油脂の付着はあります)。

▲やや不便なこととして、開いて即スタンドとなるのではなく、本体を取り出してからスタンドを組み立てる必要があります。

ディスプレイの品質

手元にある 15.6インチのモニターとしては、Lepowのポータブルモニターが2台、IPSパネルに交換した ThinkPad T550(その他、2012年製のLenovo IdeaPad)がありますが、私としては当製品が最も好み。具体的には以下となります(ベンチマークなどに基づくものではなく、感覚的なコメントです)。

  • 私が所有する 15.6インチのモニター、あるいはPCは、いづれも明るさが不足している感覚ですが、本製品も「もう少し明るく」とも思います。
  • Lepowのディスプレイの品質もよいのですが、コントラスト(Lepowはやや淡い)・鮮やかさ・発色のよさともに本製品が優位(自然な発色)。3時間ほどの連続使用でも疲れることもありません。
  • IPSパネルとしては製品毎のバラつきは少ないのですが、本製品の視野角も良好。
  • デフォルトの発色としては、寒色・暖色にも寄らず中間的なもの。OSDメニューで輝度・コントラスト・色温度・彩度などを変更することができます。ノートPCの場合、これらの変更はデフォルトの機能ではできないことが多いのですが、ポータブルモニターのメリットの一つです。

 

▼同時期に、ThinkPad T550(15.6インチ)のTNパネルをIPSパネル化しましたが、本製品はT550のディスプレイよりも、コントラスト・色合いともに優位(T550もわるくはなく、標準的なもの)。

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▲▼この角度から見ても視野角は良好。下の画像から、IPSパネルであることがわかると思います。

その他の機能の使用感

その他の機能については、使用感をまとめて記載します。

  • Windows 10 PCをHDMI / USB Type-Cを通じて、Fire TV StickをHDMIを通じて接続しましたが、いづれも即認識。
  • 1W x 2とモニターとしては一般的なスピーカー。大音量の出力には向きませんが、私が試してみた YouTube、hulu、Netflixでの音質は標準的。近距離での動画視聴では十分な音質と音量です。
  • HDMIケーブルやUSB Type-Cの電源ケーブルの接続に敏感なのか、本体の向きを変更すると、何度か接続が切れることがありました。
  • Windows 10の場合には、「設定」「システム」「ディスプレイ」の項目にある「画面の向き」の変更により、画面表示を縦向きに変更することができます(検証済)。

 

まとめ

狭いベゼルと軽量を大きな特徴とする AUZAIのポータブルモニター。スタンドカバーの組み立てを開いて即できない、保護用のフィルムのノリの撤去に時間がかかるなどの些細な課題もありますが、モニター本体はコントラスト・色合い・発色・視野角ともに良好。私は13.3インチも含めて、ポータブルモニターは4台めとなりますが、ディスプレイの品質的には本製品が最も好みのもの。発色がよいために、Fire TV Stickなどでのサブモニターとしても活用できます。

 

▼こちらは海外通販サイト「Tik Tech」で販売の同製品。クーポン利用により 159ドル。Amazonよりやや安価です。発送は日本とUSAのみとあり、日本をターゲットにしています(日本にも倉庫があるようです)。

Tik Tech

 

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