Android Stick MK809Ⅲ、micrSDからUbuntuを起動する方法

先日、今更ながらにAndroid Stick(海外ではAndroid mini PCとの呼称)のレビュー記事を掲載し、このAndroid StickにLinuxの導入を目論んでいる、と報告しました。

海外サイトも含め、多くのサイトを参照したうえで、Linuxに無知な私でも、microSDからのブート、Wifi接続までたどり着きましたので、経過報告です。

なお、私のAndroid StickはMK809Ⅲ。他のものは状況・方法が異なるようです。

 

関連記事 Android Stick MK809Ⅲ、改造前に今更ながらの簡易レビュー

 

スポンサーリンク

参考にしたサイト

ほんとのところは、Remix OSをインストール、あるいはRemix OSをmicro SDからブートしたかったのですが、現在のところ失敗。

少数ながらも事例のあるLinuxの導入を試みました。かなりの海外サイトを参照したのですが、国内も含め、大いに参考になったサイトは以下です。

 

http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0256

 

▲▼こちらのサイトの記事「Android上でUbuntu…ではなくDebianを使う」に以下の記述があり、これをヒントに海外サイトを多数検索しました。

 

Androidスティックも,「⁠MK802」や改良版の「MK802+」のように「Allwinner A10」が搭載されているモデルについては簡単にUbuntuなどのLinux OSが動作します。Linux OSを入れたMicroSDを差し込んで起動するだけという簡単さです。

 

▼こちらの海外サイトに、Android Stick向けのLinuxを、WindowsアプリのWin32 Disk Imagerを使用し、MicroSDにimgファイルを書き込むと、MicroSDをstickに挿入し起動するのみで、Linuxのブートができるとあります。

ただし、当記事で記載のAndroid Stickは、Rockchip RK3188 quad-coreを搭載したものに限定となります。私のAndroid Stickは、これに該当します。

 

Now it's easier to boot Linux on an RK3188 Mini PC (with a microSD card) - Liliputing
Want to run Android apps on your TV but don’t want to wait for the official Android TV launch? No problem — Chinese companies have been offering pocket-sized st...

 

▲この記事のリンク先のGoogle+サイトにて、Linuxファイルを複数配布しており、うち一つをダウンロード。Google+サイトは、上記記事にあるリンク先をたどってくださいませ。

リンク先には、5つのオプションを掲載していますが、私はこのうち MK809Ⅲ用のファイルをダウンロードしました。

 

インストール手順

前述の海外サイトで紹介の手法に従って、以下を行なったのみです。

 

  1. 前述のGoogle+サイトのリンク先から、インストールしたいファイルをダウンロード(私の場合は、MK809Ⅲ用をダウンロード)。
  2. Windows PCにて、Win32 Disk Imagerをインストールし、先のダウンロードファイルをmicroSDに書き込み。
  3. microSDをAndroid Stickに挿入し、電源を入れるとUbantuが起動。Stick本体のAndroidよりも、microSDのUbantuを優先して起動となります。microSDを挿入せずに起動すると、通常のAndroidが起動します。

 

▼起動の検証中の一コマ。USB・有線LANアダプター経由にて、有線LAN接続を試みるも、現時点では接続できず(Androidでは接続できています)。

また、マウスは有線、キーボードはBluetoothで接続。

 

▼Win32 Disk Imagerにて、ダウンロードしたファイルをmicroSDに書き込み中

 

▼Win32 Disk Imagerのダウンロード先は複数ありますが、日本サイトはこちら。

 

Win32 Disk Imager

 

上記サイトのそのままの引用ですが、このWin32 Disk Imagerのソフトの概要は以下。

「Windows ブート時に」とありますが、これを海外の有志がAndroid Stick向けに、カスタムしimgファイル化したもの、と類推します。

 

簡単操作でリムーバブルデバイスにイメージ(.img)を書き出すことができるソフトです。Chromium OS や Linux などのOSのイメージファイルを書き出して、Windows ブート時にOSを起動できるように設定できます。

 

▼5分程度で書き込み終了

 

実は、このWin32 Disk Imagerを利用して、Remix OS、Puppy LinuxもmicroSDに書き込み、起動してみたのですが、さすがにAndroid Stick向けにカスタマイズされたものではなく起動せず。

別手法にて対応する必要がありそうです。

 

Android Stick MK809Ⅲでの、Ubuntuの使い勝手など

Ubuntu自体は一発で起動したのですが、その後の「sudo su -」コマンドの入力などで、Linux初心者の私は手間取ってしまいましたが、無事に通過。

詳しい過程は省略しますが、このステップを何とか通過したことにより、Wifiに接続でき、使用できる状態となりました。

 

▼Android Stickでの起動だとわかるよう、せめてProcessor名は表示して欲しかったのですが、Unknown model x 6 となっています。

 

▼左下の画面にて、sudo su – のコマンドを実行。管理者権限でのパスワードを取得方法するこのにより、Wifiを設定できる状態に。なお、現在は日本語環境にすら、していない状況です。

 

十分にコメントできるほど、設定、操作していないのですが、短時間 操作した範囲での、レスポンスなどのコメントは以下のとおり。

 

  • AndroidでのWifi通信速度も低速だったのですが(そのため、USB・有線LANアダプタを介し有線接続していた)、AndroidでのWifi以上に低速です。また、アプリをダウンロードしていると、途中で回線が切れる状況に。有線接続は可能と思われるものの、現在のところ、USB有線LANアダプタを認識していない様子。

 

  • レスポンスは、ややもっさり。アプリの起動、画面遷移が多少もたつく状況です。ただし、microSDブートのため想定の範囲内。他のPCにて、LinuxをUSBブートした際にも、同様にもっさりとしていたため、本体にインストールした際にはキビキビしたものになると期待。

 

  • Android StickでのAndroidでの操作と比較した場合、Androidではフリーズすることがやや多かったものの、Ubuntuでは現在のところ安定。

 

まとめ

microSDからのブート方法がわかってからは、比較的サクサクと対応できたのですが、方法を確認するまで、かなりの時間を費やしました。

時間を費やしたこと、全く使用していなかったAndoid Stickを活かせそうなことを考慮すると、Ubuntuが起動した際の嬉しさは格別です。

自宅に使用していないAndroid Stickがある場合には、試してみる価値ありです。ただし、上記の手法は、MK809IIIの場合です。他のMK80xシリーズなら、同手法でいけそうであり、海外サイトに事例がMK809IIIよりは多くありますので、探ってみるのも面白いと思います。

 

Stick PCAndroid
スポンサーリンク
kenkenをフォローする
スポンサーリンク
おすすめのWindows 10 ミニPC
Beelink Gemini X45 Premium

・Gemini Lake J4105を搭載。N4100より僅かながらも優位
・メモリ 6GB、ストレージはSSD 128GB
・11cm角の小さなボディに2.5インチHDDも増設可能
・ファンを搭載しながらもファンレスなみに静か
・このスペックで3万円未満

Alfawise T1

・Gemini Lake N4100、メモリ 4GB、ストレージ 64GB
・SSDを増設、起動ドライブとして使用可。HDDの増設も可能
・ファンレス機のため静かで作業に集中できます
・2万円ちょいの価格でコスパ高い

VORKE V2 Pro
iconicon

・500ドル台半ばの価格となるハイエンド機
・第8世代のCore i7-8550U、メモリ8GB
・256GB NVME SSDの速さは圧巻、SATA接続とは別次元
・プレインストールのOSはUbuntu16.04

Win And I net

コメント