Alldocubeより 120mm 角で厚み 25mmのスリムなミニPC「SuperBox B02」がリリースされています。CPUは Gemini Lake (Celeron) J4005と、Gemini Lakeのなかでもローエンドのために紹介を見送っていたのですが、Banggoodにて 50ドルオフの129.99ドルのクーポンセールを行っていることにあわせ、スペックと競合製品などを掲載します。
Alldocube SuperBox B02のスペック
CPUこそローエンドですが、メモリ 8GB、ストレージは eMMC 128GB、M.2 SSDも増設可能と、129.99ドルのPCとしては立派なもの。しかも、Banggoodの販促動画を参照すると金属製ボディです。
CPU | Gemini Lake (Celeron) J4005、2コア 2スレッド |
GPU | Intel Graphics HD 600 |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 128GB eMMC、2242サイズのM.2 SSDを増設可能 |
WiFi | 2.4GHz / 5GHz |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB 3.0 x 3、HDMI、VGA、有線LAN、SD カードスロット |
サイズ | 120 x 120 x 25mm、350g |
OS | Windows 10 Home |
その他 | 金属製ボディ |
▼CPUのGemini Lake J4005は、以下で実機レビューのGemini Lake N4020と同水準ですが、Gemini Lakeではメジャーな N4100と比較すると、僅かながらも ワンテンポの遅延を感じます。ただし、Web サイト閲覧や動画視聴、Wordなどのライトユースでは普通に動作します。

▼製品紹介にある「M.2 SSD Bulid-in」の文言を疑っていた私ですが、Banggoodの販促動画(2枚目の画像)を参照すると、M.2の空きポートがあり、2242サイズのM.2 SSDを増設可能との意でした。以下の記事は、トリプルブートの事例ですが、Chrome OSとのデュアルブートを行っても面白そうです。
ThinkPad T550を macOS,Chrome OS,Windows 10のトリプルブート化。ブートの仕様と使い勝手の簡易比較
▼120mm角と一般的なミニPCよりもコンパクトで、25mmと薄い製品ですが、前面のUSBを縦に配置し、USB x 3にHDMI、VGA、HDMIと、USB Type-C以外のポートを揃えています。
▼価格帯から樹脂製ボディを想像していたのですが、Banggoodの販促動画には金属製と明記があります。ファンの存在の記載がないのですが、ファンレスの可能性もあります(断言はできません)。
価格情報、競合する製品
8月31日までの期間限定、15個限定となりますが、Banggoodではクーポン「BGJPMNPCF」の利用により 129.99ドル(送料は別途 1.24ドル)。日本円換算では約15,000円。
同スペック帯のミニPCは、Amazonでも多く販売されているのですが、事例としては以下などがあります。
▼BMAX B2
CPUが Apollo Lake N3450から Atom X7-E3950に変更となっていますが、SSDの増設を前提とした場合、こちらもよい製品です。静音性にも優れています。

▼MINISFORUM N40
CPUはほぼ同性能、サイズも同サイズですが、メモリ 4GBと価格面から Alldocube SuperBox B02がおすすめ。