AliExpressでは、中国の旧正月明けのセールを日本時間の2月27日 午後4時59分まで開催しています。今回のセールの新しいところでは、ノートパソコン、Androidタブレット、ミニPCなどの「売上増加ランキングのトップ10」を公開しており、製品を選ぶうえで参考になります。当記事ではそのうち、一部の製品のセール事例をピックアップしました。
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ノートパソコン、ランキングの概要
冒頭のとおり、今回のセール企画として珍しいところでは、「ノートパソコン 売り上げ増加のトップ10」を公開しています。妥当なところでは、Teclast F15S、CHUWI GemiBook / GemiBook Proがランクイン、リリース直後で今後に期待の(上の画像の)Teclast F7 Airもイチオシ製品として冒頭に掲載されています。
一方で、珍しいところでは、日本ではイマイチ 盛り上がりに欠けるDereやKUUの端末、今更ながらのJumper EZBook X1、EZBook X3がランクイン。X1 / X3ともに、一時期は日本のAmazonでも人気製品となっていましたが、リリースから相当期間を経過した現在では販売量は多くありません。
▼ノートPC、ランキング会場はこちら。また、ページの後半では、ミニPCや周辺機器のランキングも掲載されており、見ていると楽しくなっています。
▼上記リンク先のページに記載の製品のうち、私は新鮮さで「Teclast F7 Air」に惹かれます。Gemini Lake N4120、メモリ 8GBと一般的なスペックながら、14インチで1.18kgと軽量、デザインがよいことがポイント。
Teclast F7 Air
▼F7 Airの詳細情報はこちら
CHUWI CoreBook Pro
上の画像は Core i3-6157Uを搭載し、2K 解像度の13インチの「CoreBook Pro」ですが、AliExpressのCHUWI オフィシャルストアでは、多くの製品がセール対象となっています。ノートパソコンでは GemiBookにCoreBook、HeroBookの各シリーズのリリースを連発し、どの製品がよいものか絞り込みづらくなっています。
Gemini Lakeを搭載のGemiBookとHeroBookのシリーズは、TeclastやBMAXなどの他社との競合も多いことから、私のおすすめとしてはワンランク上のCoreBook。Core i3-6157Uを搭載し 13インチの「CoreBook Pro」と、Core i5-7267Uを搭載し 14インチの「CoreBook X 」がありますが、ここはディスプレイサイズのお好みで選択となるでしょう。また、海外では Hackinoshによる macOSの導入の趣きもあり、Hackintosh好きの私としてはここにも惹かれます。
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▼「CoreBook Pro」「CoreBook X 」ともに、アスペクト比は3:2となり、縦の情報量が多く、Webサイトの閲覧やブログ記事の編集などで重宝します。私が利用中のM1 MacBook Airのアスペクト比も3:2ですが、しばらく M1 MacBook Airを使用した後に、16:9のPCを使用するとかなり狭く感じます。
▼こちらは 13インチのCoreBook Proの販売事例。即発行のクーポンにより 426.99ドルとなります。
Teclast M40
CPUに高コスパな「UNISOC T618」を搭載する「Teclast M40」。100ドル台半ばの価格で、AnTuTu ベンチ v8のスコアは約20万。スマホとの比較では、Huawei P30 liteよりも高スコアとなり、アプリの起動や画面遷移など、サクサクと動作します。10.1インチのFHD、メモリ 6GBにストレージは128GBと十分です。
同じくT618を搭載する10インチタブレットとしては「Alldocube iPlay 40」がありますが、メモリ 8GB搭載、4スピーカーなどのスペックでは iPlay 40が優位。ただし、iPlay 40は約200ドルとなり、価格重視では「Teclast M40」で決まり。
▼こちらのタブレットの売り上げ増加ランキングでは 1位になっている Teclast M40
▼ランキング上位の一部を抜粋。1位はTeclast M40、3位はCHUWI HiPad。2位の製品は「Teclast M16」と同等品と推察します。
▼最大の魅力は、AnTuTu ベンチ v8のスコアが約20万がとなる、「UNISOC T618」を搭載すること。
▼AliExpressでのセール価格は 161.62ドル。
▼詳細記事はこちら。以下で掲載のBanggoodがより安く販売しています。
▼こちらは対抗となる「Alldocube iPlay 40」のBanggoodでの販売事例。4スピーカー、メモリ 8GBとなり、M40よりスペックは充実。クーポン「BGJPc183」の利用により 204.99ドル、2/28まで。
▼詳細記事はこちら
realme 7 5G
Dimensity 800Uを搭載し、AnTuTu ベンチ v8の公表スコアは約34万となる「realme 7 5G」。ディスプレイはAMOLED パネルではありませんが、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
発売直後にはメモリ 6GB、ストレージ 64GBのバージョンが200ドル未満で販売され、早期に当価格でのセールは終了。私は210ドルちょいで購入しました。現在は、既にメモリ 6GB、ストレージ 64GBのバージョンは売り切れとなり、メモリ 8GB、ストレージ 128GB版のみ販売されています。
実機の使用感は以下の記事に記載していますが、さすがにAnTuTu ベンチ 30万超えのスコアの実力で、アプリの起動や画面遷移は、メイン利用のiPhone 12 Pro Maxと遜色ありません。
▼メモリ 8GB、ストレージ 128GB版が261.06ドルで販売中