AKASO FOCUS モバイルプロジェクター 実機レビュー、明るさ・音質ともに実用的で、iPhoneミラーリング・給電も即認識

Amazonにて 8月に発売されたばかりのモバイルプロジェクター「AKASO FOCUS」。最大幅 14.5cm、210gのプロジェクターですが、Fire TV StickなどのHDMIでの接続のほか、USBケーブル・ワイヤレスでのスマホとの接続(ミラーリング)も可能。さらには、大容量バッテリーも内蔵し、スマホなどへの給電可能なモバイルバッテリーとしても機能します。

この「AKASO FOCUS」をレビュー用にサンプル提供いただきましたので、外観と使用感などを記載します。全般的には、金属製ボディの質感は高く、輝度は控えめですが夜間では十分に実用的で、クリアな音質である一方、付属の三脚は、角度によっては調整に時間がかかることもあります。

 

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AKASO モバイルプロジェクター

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AKASO モバイルプロジェクターの特徴

後述しますが、開封してみて驚いたのが製品の質感の高さと重厚感。樹脂製のボディを想像していたのですが、金属製で小型ながらもズッシリした重みを感じます。ここではAmazonの製品紹介から抜粋のAKASO モバイルプロジェクターの特徴を記載します。

 

▼説明書には仕様の掲載がないため、Amazonの製品ページから抜粋。

ディスプレイ表示DLP
輝度1400ルーメン
コントラスト比2000:1
投写距離0.2~3メートル
最大解像度854 x 480(WVGA)
内蔵バッテリー4000mAh / 15.2wh、1.5~3時間の投影可能、モバイルバッテリーとしても仕様可能
自動台形補正機能付き垂直方向に±30度、斜めから投影した際に自動で画面サイズを調整
スマホとの接続(注)iPhone、Andoroid スマホともに有線、WiFi経由での接続が可能

 

(注)私も認識していなかったのですが、製品紹介に以下の注意書きがあります。深追いしていませんが、ミラーリングやスクリーンキャストは「複製」の行為となり、Netflixなどのアプリ側でブロックされていると理解しています。実際、私は記事に掲載するために、Fire TV Stickからテレビに出力した画像のスクショをPCで撮ることがあるのですが、Netflixのスクショはブロックされ撮影できないしくみとなっています。

Prime Vedio、Hulu、Netflix、および同様のサービスからの著作権で保護されたコンテンツは、ワイヤレス伝送またはHDMIケーブルを介してミラーリングとスクリーンキャストすることはできません。

 

ディスプレイ表示はDSPとありますが、私はDLPに詳しくないため、他サイトで確認してみると以下との記載があります。

引用元

プロジェクターの投影方式の違いを徹底解説!DLP方式と液晶方式のプロジェクターを比較し検証

DLPとは、デジタル・ライト・プロセッシングの略。コントラストが高い映像表現が可能であり、経年劣化が少ない。また、部品数が少ないため、小型化しやすい。

 

▼投射距離とサイズの関係は以下。1.3mで50インチ、2.6mで100インチ、3.9mで150インチとあります。

AKASO モバイルプロジェクターの外観

私は以下のモバイルプロジェクターを所有していますが、その製品と比較すると、当製品の質感はかなり高いもの。素材の明記はないのですが、樹脂ではなく金属製。マグネットがくっつかないことからアルミ製かと思います。モバイルプロジェクターで素材へのこだわりはないのですが、少なくとも質感と放熱には貢献しています。

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▼Amazonの製品紹介では黒の外箱ですが、白い外箱でした。

 

▼本体は厚みのあるクッションで保護されています。

 

▼付属品は、リモコン、HDMIケーブル、説明書、三脚、ACアダプターと一通りそろっています。リモコンは製品紹介で掲載のものとは異なります。

▲説明書は、英語、スペイン語、日本語での表記。日本語は12ページの構成で、本体・リモコンでの操作・有線での接続(iPhone / Android スマホを含む)、スマホのワイヤレス接続の説明です。

 

▼ボケてしまいましたが、リモコン、三脚、ACアダプターを拡大。小さなモバイルモニターのため、本体での操作時には動いてしまいますので、リモコンは必須でしょう。

 

▼艶消しブラックにクロームメック調に縁どられた本体は、写真よりも質感の高いもの。金属製の本体は重厚感もあります。

▲バッテリーの充電時には、AKASOの下の黒い部分に組み込まれた青いLEDのインジケーターが点灯します。

 

 

▲▼本体のサイズがわかるよう、iPhone XS Maxと並べてみました。厚みはありますが、iPhone XS Maxよりも一回り小さいです。

 

▼右側面は左から順に、電源、USB(スマホ接続用)、HDMI、ヘッドホン、MicroSD カードスロット。他のプロジェクターと同様に、ヘッドホンジャック経由で外部スピーカーでの出力も可能です。

 

▼左側面は左から順に、映像フォーカス用のホイール、ボタン類は「戻る」「早送り」「巻き戻し」、プロジェクターとモバイルバッテリーの切替ボタン。

 

▼前面の熱風排出用のスリットとプロジェクターレンズ。レンズを保護するキャップはありません。

▲AKASOのロゴはプリント印字ですが、質感を損なうものではなく、デザインも好感。

 

▼反対側にスピーカーがあります。

 

▼レンズ部分を拡大。かなり小さなレンズですが、DLPの恩恵ですね。

 

▼全体を別の角度から。質感の高さが伝わるでしょうか。前述のとおり、ロゴに違和感もありません。

 

 

▼背面は三脚取付用のネジ、排熱用の穴とスリットがあります。

 

▼三脚を取り付けた状況。重厚感のある本体に対して、三脚は汎用品のためか、やや安っぽさもあります。三脚の角度・広げ方をほどよく調整しないと、本体の角度によっては重さで傾いてしまいます。

 

▼最大の角度がこちら。天井投影で直角にすることはないのですが、直角にはならず。下側が机や床に接触しています。

 

▼表面から。モバイルバッテリーを三脚に載せているようにも見えます。

 

▼所有するモバイルプロジェクター「AUN X3」(実機レビュー、スマホのミラーリング可能なミニプロジェクター「AUN X3」)と並べてみました。AUN X3がよりコンパクトですが、質感・スピーカーの音質は本製品が優位。投射した映像の明るさなどは同水準。

使用感

Fire TV Stickを接続しての動画視聴、iPhoneをAirPlayにてミラーリングして各種操作してみましたので、その使用感などを記載します。

 

▼スマホをUSBケーブルで接続する場合には、以下の「EZCast」アプリを使用します。

EZCast

EZCast
開発元:Chih Yang Chen
無料
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iPhoneとのワイヤレス接続(AirPlay)

使用感の前に、iPhoneとのワイヤレス接続について、ポイントのみ記載します。接続時には、本体の設定画面にプレ表示されたパスワードが必要となります。

  1. まずは本体の設定画面でWiFiへの接続を行います。
  2. iPhoneのWiFi設定画面で本製品「AKASO_FOCUS_xxx」を選択します。
  3. iPhoneのコントロールパネルから「画面ミラーリング」を選択します。
  4. iPhoneの画面ミラーリング画面から「AKASO_FOCUS_xxx」を選択して、少し待つとミラーリング完了です。

 

▼上記2の、iPhoneのWiFi設定画面で「AKASO_FOCUS_xxx」の選択後。

 

▼上記3の、コントロールパネルから「画面ミラーリング」を選択。

 

▼上記4の、画面ミラーリング画面から「AKASO_FOCUS_xxx」を選択してミラーリング完了。

投射の映像

続いて投射の映像について記載します。全般的にはモバイルプロジェクターとして、夜間に使用する場合には十分に実用的。

  • 1400ルーメンと明るさ控えめのため、夜の蛍光灯の点灯した室内や日中では、ほぼ認識できず(他の家庭用プロジェクターも概ね同様)
  • 夜間に照明をオフにすると十分に実用的な明るさ。3000ルーメン程度の5,000円前後の通常のプロジェクターと大差ない明るさです。ただし、解像度の関係からも、天井投影では Fire TV Stickのホーム画面のメニューなど、テキストがギザギザしたものであり、動画の説明分などはやや読み取りにくい。
  • 自動台形補正機能は、自動・手動と切り替え式ですが、効果としては手動がより高いもの。自動補正は機能しているか否かを感じにくい(サイズは自動的に調整されています)。
  • iPhoneのミラーリングは、Fire TV Stick経由でのミラーリングよりも、その動きは滑らかかも。

 

以下の写真は天井投影したもの。サイズとしては80インチ程度かと思います(正面から撮影すると、腕なども撮影されるため、画像は歪んでいます)。

 

▼Fire TV Stickのホーム画面を背景に、設定画面を表示したもの。Amazonで販売するからには当然かと思いますが、設定画面は日本語でメニューの構成も適切。

 

▼Fire TV Stickのホーム画面。画面サイズは 16 : 9、4 : 3、フルスクリーンから選択できます。

 

▼iPhoneのGoogle Chromeのミラーリング。タブの選択画面です。テキストがややボケていますが、実際の投射も同様です。このあたりは家庭用のプロジェクターの限界。

ファンの音量、スピーカーの音質

モバイルプロジェクターでもあり、通常のプロジェクターと比較するとファンの音量は静かです。スピーカーもクリアでこのクラスとしては高音質。本製品では外観の次の評価できる事項です。

  • モバイルではない通常のプロジェクターの場合(少なくとも、私が所有する3台は)、ファンの騒音で動画の音声がかき消されてしまい、動画の音量を大きくする必要があります。本製品の場合、ファン音は気になるほどではありません。
  • ファン音で補足すると、もう一台のモバイルプロジェクター(実機レビュー、スマホのミラーリング可能なミニプロジェクター「AUN X3」)よりも静か。AUN X3では、そのファン音のために外付けスピーカーを使用していましたが、本製品はその必要性もないほど。
  • スピーカーの音量は、小さなボディのために大音量にはできませんが、十分にクリア(特に高音)で、プロジェクターにありがちな音の割れやこもりを感じません。

リモコン、三脚、その他

リモコンのセンサー部分がどこにあるのか確認できていませんが、リモコンの反応は本体の設置場所・角度によります。三脚は本体の大きさからすると、ややアンバランスとも思います。

  • 電源オンから使用できる状態になるまでは約15~20秒。許容範囲の待ち時間です。
  • メニューの構成はわかりやすく、リモコンの反応も標準的。ただし、センサーの位置の関係か、本体を垂直にしたり、リモコンの向きによっては反応が鈍くなることも。
  • 本体と三脚のサイズ・重さが、ややアンバランス。本体のHDMIポートにFire TV Stickを直接挿入し、角度を一定以上にすると、その重みで倒れてしまうことも。バランスを絶妙に保つ必要があります。

モバイルバッテリーとしての利用

4000mAhのバッテリーは、モバイルバッテリーとしてスマホなどを充電することも大きな特徴。4000mAhをフルに充電用に使用できるのではなく、本体用にある程度をキープしているかと思いますが、その使用感は以下です。

  • 充電はMicro USBであり、Fast Chargeに対応していないため、フル充電にはそれなり時間を要します(未計測)。
  • USB Type-Cを充電ポートとする Android スマホ、iPhone XS Maxを充電してみました。いづれも急速充電ではないものの、普通に充電できています(どれほどの容量を充電できるかは未検証)。

まとめ

あらためて、実機レビューのポイントを記載すると以下となります。

  • 本体は金属製で質感高め。ポート類・スピーカーの配置も適切。
  • スペック上の輝度は控えめですが、夜間の投影での明るさは十分に実用的。
  • ファンの音量は大きくなく、スピーカーの音量をかき消すほどではありません。
  • スピーカーの音質はクリアで、大きなこもりなどを感じず。
  • リモコンは、本体・リモコンの角度によっては反応が鈍くなることも。
  • 汎用品と思える三脚は、Fire TV Stickを直に取り付けた場合、角度によってはバランスを保つよう調整に時間を要することも。

 

▼2020年11月16日時点のAmazonの価格は、即発行の5,000円オフのクーポン利用により 18,999円。モバイルバッテリーとしても利用でき、この価格なら「買い」でOK。

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