Windows 10 Cloudってどうなの? Windows 10 全体の状況から想像してみた

WebにてWindows 10関連のトピックスを巡回していて気になった記事が、以下の「Windows 10 Cloud」に関する記事。Cloudとあるもののの、OneDriveのようなクラウドストレージに関するものではなく、「マイクロソフトが、OSとしてのWindows 10の派生版を準備中か?」との記事です。マイクロソフトの正式アナウンスではなく、海外の情報筋からの情報であり、現時点では確実なことは言えませんが、少ない情報のなかで「Windows 10 Cloudは使えるのか、使えないのか」、その第一印象を掲載します。

全貌がわからないなかで、また、その実現性は未定な状況での、これまでのWindows 10、Windows 10 mobileの使用感・アップデート等を踏まえた個人的な妄想に近い感想です。

参照元 マイクロソフト、新たに「Windows 10 Cloud」を準備中か

参照元 「Windows 10 Cloud」のスクリーンショットが流出か

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Windows 10 Cloudとは

上記のリンクのポイントを整理すると、「Windows 10 Cloud」は以下のようです。前述のとおり、情報筋・Windows ウォッチャーが源泉であり、マイクロソフトの正式アナウンスではない参考情報となります。

引用元:ZDNet Japan(上記リンク先)、ウィキペディア

  • Windows 10の簡易版
  • よりシンプルで安全、安価なWindows 10エディション
  • GoogleのChromebookの対抗手段?
  • Universal Windows Platform(UWP)アプリのみを実行するWindows 10エディションになる見通し
  • UWPとは、異なるデバイス向けに提供されるMicrosoft Windows用のアプリケーションソフトウェアを共通の基盤上で動作させることのできる、統合されたプラットフォーム
  • Windows Storeアプリのみを実行可能(Windows 10 Store以外からアプリをインストールすることを防ぐ)

Windows 10 Cloudへの懸念

「より安全で安価」なことは歓迎すべきことですが、以下の点で懸念があります。全般的には、Windows 10 mobileの二の舞にならないかということ。

つまりは、Windows 10 mobileがOSのみ先行し、エントリーレベルでのCPUでもレスポンスがよいものに仕上がっている一方、ストアのアプリが極端に少なく、スマホとして実用的なものではないのと同様にならなないか、との懸念です。

▼参考。アプリが少なく実用的ではないため、Windows 10 mobile スマホの運用を諦めました。

アプリが少なすぎる、Windows 10 スマホの運用1年で利用を諦めた背景
「ついにこの日がやってきました」と言うと大袈裟ですが、これ以上 アプリリリースなどの進展がなければ、サブ運用も止めようと思っていたW...

具体的な懸念事項は以下のとおりです。

シンプルすぎて、ヘルプが少なくては困る

Windows 10を使用していて頻繁に感じることは、Windows XP・7と異なり、ヘルプが少なく扱いにくい、思わぬところでエラーが出た場合、その対処に戸惑うことが多いこと。

例えば、勝手に自動更新することの制御や、各種設定項目もその説明が言葉足らずで、シンプルすぎて逆にあれこれとWebで確認するものの、時間がかかる、あるいは根本的な解決に至らないことが多々あります。

Windows 10 Cloudとなり、これ以上シンプルになると、ますますユーザーは戸惑うことにならないかとの懸念。

▼一部はWindows 7・XPにも共通するかもしれませんが、Windowsの困った事例

参考 Windows 10のシャットダウンができない状況に試してみたこと

参考 Windows Update中にスリープ状態となることを解除する方法

参考 Windows 10、勝手に自動更新、更新時間が長いことへの対応方法

Chromebook・Chromeとは状況が異なる

パソコン、タブレット向けのWindows Storeは、Windows 10 mobileよりはアプリが豊富とは言え、まだまだ少ない実用的なアプリ。

そして、Windows 10 Cloudが「Windows Storeアプリのみを実行可能」としているとなると、Word・Excelなどのオフィス関連ソフトは別にすると、ブラウザであるEdgeの機能に頼らざるを得ないと推定。

ChromebookはブラウザであるGoogle Chromeの使用の特化したものですが、Chromeアプリ、拡張機能が豊富であり、またスマホとのブックマークの連携に便利なもの。

これに対し、Windows 10 Cloudが仮に、Chromebookと同様にブラウザを主体とする場合、Edgeでは以下において役不足。

  • スマホでEdgeが使用できるのはWindows 10 スマホのみ。EdgeではChromeやSafariとのブックマークの同期ができないため、Webサイト閲覧が不便になりそう。
  • Edgeの拡張機能数は20と極端に少ない(2017/2/9現在)。他方、Google Chromeの拡張機能は数えきれないほど。

▼Windows StoreでのEdgeの拡張機能より一部を抜粋。その数20と少ないうえに、タイトルのみでは何の機能だか読み取れず、実用的な機能は少ないと感じてしまいます。

最終的には、Windowsストアのアプリしだいか?

Windows 10 Cloudが、「Universal Windows Platform(UWP)アプリのみを実行するWindows 10エディションになる見通し」とするならば、やはり最終的にはどれほど実用的なアプリが出揃うかによると思われます。

私のWindows 10の運用では、パソコン・タブレットともブラウザはGoogle Chromeのみを使用し、アプリはWindows Storeからダウンロード・インストールしたものは皆無・ストア以外からダウンロードしたソフトを使用している状況からは、Windows 10 Cloudの魅力は薄いように感じます。

まとめ

マイクロソフトからの正式アナウンスではないことを前提に、Windows 10 Cloudへの勝手な想い、妄想を記載してみました。

Windows 10の勝手の自動更新などの諸課題、あるいはWindows 10 mobileの少ないアプリの状況をみていると、マイクロソフトの目線がユーザーに向いていないような感覚です。このWindows 10 Cloudが正式にリリースされるかどうかは不明ですが、Windows 10 mobileと同じ状況にならないことを願います。

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