メモリ2GB Win 10PCの使用感。アプリ複数起動でレスポンスの体感差を確認してみた | Win And I net

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メモリ2GB Win 10PCの使用感。アプリ複数起動でレスポンスの体感差を確認してみた

とあるデジギア雑誌を読んでいると、Windows 10 PCでは「メモリ2GBは最低以下。4GBないとどうしようもない」との記載があったのですが、実際のところはどうなのか。

もちろん、メモリは多いほうが安心感もありますが、コストやら好みの機種がたまたま2GBの設定しかないなどの理由で、2GB搭載機を検討している方もいらっしゃるかと思います。

私が使用しているメモリ 2GB搭載の2 in 1 タブレットとStick PCでは、Webサイト閲覧やブログ記事編集のライトユースとなりますが、処理が極端に重くなることもなく使用できています。そこで今回は、メモリ2GB搭載機の実際の使用感を記載してみます。

 

メモリ2GB搭載機のメモリ使用率

▲▼私のメモリ2GB搭載機の一つは、こちらのASUS T90Chi。CPUはAtom Z3775と非力なものですが外出時に使用しています。

▽T90Chiを1年使用後の総括レビュー記事

T90Chi、サイズ感絶妙で手放せないWin 10端末。1年使用後の総括レビュー
2017年5月に、遅ればせながらヒンジを加工しディスプレイ角度をより拡げて以降、電車内、自宅でますます使用する頻度が増えた ASUS T90Chi。今となっては、ASUS T90Chiのレビュー記事のニーズもないでしょうけど、T90Ch...

 

▼メモリの使用率は、スタートアップアプリの状況によっても変わりますが、私の登録情報は以下です。

Win 10にも使えるCCleaner、PCファイルの掃除・各種制御に最適なフリーソフト」で紹介のフリーソフト CCleanerにより、以下画像のタスクマネージャーでは表示されないものも含め、いくつかを無効化あるいは削除しており、スタートアップアプリは少ないと認識。

 

アプリを起動していない場合

バックグラウンドで稼働しているアプリを除き、アプリを起動していない状況でのメモリ使用率です。

 

▼タスクマネージャーの一部抜粋ですが、メモリ使用率は54%

環境が異なるために参考程度となりますが、手持ちの6GB搭載機では25%前後、4GB搭載機では40%弱でした。

 

アプリを複数稼働し、負荷をかけた場合

次に複数のアプリを稼働し負荷をかけた場合です。以下のアプリを起動しメモリ使用率を確認してみました。

私の利用方法では、以下の全てのアプリを同時利用することはないのですが、ある程度の負荷をかけた場合を想定しています。

  1. Google Chromeのタブを10個開く
  2. FireFoxのタブを5個開く
  3. FX アプリの起動
  4. LbireOfficeの起動

 

▼この場合、最大のメモリ使用率は90%。最大と記載しましたが、しばらくすると70%台に低下しました。

▲一部のみ画像表示していますが、Chrome / FireFoxともにブラウザはかなりのメモリを使用しています。

なお、Chromeのメモリ使用の抑制については、以下の記事に掲載しています。

 

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では、アプリを複数稼働し、負荷をかけた場合のWebサイト閲覧・ブログ記事編集における使用感です。

  • ブログ記事編集のテキスト入力においては、ややモタツキを感じる。テキストの反映がタイピングから僅かながらに遅延する状況。
  • ただし、この遅延はメモリの影響よりも、私が試した端末のCPUがAtomと非力なこと、CPU使用率による要素が大きいと思われます。というのも、メモリ2GB搭載の他の端末では、さらに下位のCPUを搭載しているのですが、常にテキストの反映がやや遅延する状況になっています。
  • ブラウザ利用のWebサイト閲覧では、タブの切替・スクロールなどへの影響はありません。
  • 軽めの画像編集(ファイルサイズは2MB程度)も行いましたが、こちらも影響はないもの。
  • アプリの切替においては、ややカクツキを感じなくはないのですが、十分に通常利用できる範囲。
  • 全般的には、メモリ不足を感じる状況ではありません。

 

まとめ

冒頭に記載した某デジギア雑誌の「メモリ2GBは最低以下。4GBないとどうしようもない」への私の見解としては、私が利用の以下の範囲内では「4GBないとどうしようもない」とは異なり、「メモリ使用率が90%超となることもあり、使用率のみ見ると不安になるが、通常利用できるもの」となります。

 

  • Webサイトの閲覧。Google Chromeでタブを10個以上開いてもレスポンスは低下しない。
  • ブログ記事編集、業務上のテキスト入力。メモリ2GBでも十分です。

 

なお、1年半ほどメモリ2GB搭載のWin 10パソコンをサブ的に利用していますが、メモリ不足で挙動がおかしくなったようなこともなく(Chromeにて「メモリ不足」とのメッセージが表示されたことはあります)、普通に利用できています。

私が気にしすぎているだけだと思いますが、メモリ4GB搭載機では安心感があり、タスクマネージャーでメモリ使用率を確認することも少ないのですが、2GB搭載機ではメモリ不足に陥っていないか、ついついタスクマネージャーを確認してしまう「心もとなさ」はあります。

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