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11.6型 Celeron N3450搭載の2 in 1、Jumper EZPad 6 Plusの実機レビュー。10型よりもほどよい操作感

私はChuwi Hi10 Proを所有しているのですが、Hi10 Proを購入する際に比較検討したのがJumper EZPad 6シリーズ。なかでも魅力を感じたのが、Celeron N3450、メモリ6GBを搭載するEZpad 6 Pro / Plus。

今回、Geekbuyingさんより EZPad 6 Plusをキーボード付で1週間お借りしましたので、その使用感などをレポートします。

 

▼今回レビューする端末はこちら。

Jumper EZpad 6 Plus (Geekbuyingサイト)
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Jumper EZPad 6 Plusのスペック

過去記事「Jumper EZpad 6 Pro、Celeron N3450搭載の2 in 1が26,606円のセール中(キーボード付価格、期間限定)」からの再掲ですが、EZPad 6シリーズと私が所有のChuwi Hi10 Proのスペックを比較しました。

なお、サイズは通販サイトにより記載が異なっていたため未掲載としています。

 

私がJumper EZPad 6 Pro/Plusに惹かれる理由は、Celeron N3450・メモリ6GBを搭載していることに尽きます。

他社の同時期、あるいは少し前に発売されたWindows タブレットでは、Z8350を搭載する機種、さらにはデュアルOSタブレットが多いなか、Celeron N3450を搭載しているEZPad Pro / Plus、そしてデュアルOSタブレットとしないJumperには興味津々です。

なお、ライトユースの短時間の操作ではZ8350と大きな差はないのですが、私のように長時間PCを操作していると、僅かながらのレスポンスの相違の積み重ねが、Z8350とN3450の体感差になって表れているような感覚です。

外観と操作感

外観の写真に基づき、一部 使用感も交えながらコメントしています。

開封後の第一印象は「意外と大きい」端末であること、横幅もさることながら、スクエアなサイドから10.4mm以上の厚みを感じます。

 

▼スクエアなサイドにより、10.4mm以上の厚みと無骨さを感じます。キックスタンドはしっかりと固定できるのですが、アルミ製(?)のためか本体を動かすとキシキシと音がするのがやや気がかり。

 

▼IPSパネルのディスプレイは、鮮やかすぎずにほどよいイメージ。タッチの反応もよくディスプレイの品質はよいように感じます。

 

▼サイズ感がわかるように、10.1インチのChromebook (ASUS C101PA)と並べてみました。C101PAのキーボードの上にEZPad 6 Plusを載せているため、高さはキーボードの厚みを考慮する必要がありますが、参考まで。

EZPad 6 Plusのベゼルも狭くはないのですが、C101PAのベゼルが太すぎるため、EZPad 6 Plusがシャープに見えます。

▲ディスプレイの差は1.5インチですが、物理的なサイズ差はさておき、視認性で言えばEZPad 6 Plusの11.6インチはWindows 10を操作するうえではよいものです。

10.1インチのChuwi Hi10 Proはキーボードも含め窮屈さを感じるのですが、11.6インチのEZPad 6 Plusはそれを感じません。

私は以下の記事のとおり、同じく11.6インチのMacBook AirをWindowsで快適に使用しているのですが、Windows 10をほどよいサイズ感で利用するのは、11.6インチ以降とも言えそうです。

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▼背面は上部のプラ製(?)と下部のアルミ製のコンビネーションとなるのでしょうか。色調はツートンになっています。

 

▲▼サイドより。やはりこの厚みが悔やまれます。また、写真は未掲載の電源アダプターですが、充電しているとコイル鳴きのような音を感じます。

 

▲▼キックスタンドは2段階調整。他製品では無段階調整のものもあるようですが、机上での操作では上の角度でちょうどよく、2段階で十分です。

 

▼キーボードを拡大

▲▼先ほど、Geekbuyingサイトで確認したところ、EZPad 6 Plusの本体とキーボード付の価格差は24ドル。セット時のキーボードが24ドルとの前提で、キーボードの使用感を評価すると以下となります。

  • キー、タッチパッドの質感は価格相応で、特に質感がよいとの感覚はありません。ただし、これが24ドルと思えば十分。AmazonなどでもWindowsタブレット向けのキーボードが多数流通していますが、それらと比較すると操作感も含め優位です。
  • 価格、想像以上にタイピング感はよいです。私はストローク浅めのペタペタ感のあるキーボードが好みなのですが、まさにこの感覚。
  • 一方のタッチパッドは狙ったところに移動しにくく(移動できたと思うと微妙にずれてしまう)、マウスを使用すべきかと思います。

 

▼本体とキーボードの接続部分。マグネットの磁力は強めで使用中に外れるようなことはないでしょう。本体をマグネットに近づけると吸い付くように固定されます。

 

レスポンス以外の操作感を整理すると、私の感想は以下となります。

  • ディスプレイは、発色・明るさ・タッチ精度ともに特段の課題もなく利用できます。
  • キーボードは打鍵感もよく、打鍵音も大きくなく、入力しやすいキーボードです。ただし、タッチパッドは狙った場所に移動しづらく、マウスの使用が無難。
  • 外観の質感はわるくないのですが、やや厚みをおさえると尚もよかったかも。
  • Windowsの使用において、10.1インチと比べると11.6インチはかなり使いやすいものです。画面表示・キーボードの窮屈さを感じません。

ベンチマークと体感レスポンス

Celeron N3450搭載機であり、私が所有する同CPU搭載機と同程度のスコアを期待していたのですが、なぜかスコアは奮わず。

お借りした端末でのスコア計測でもあるため、スコアの低迷原因は深追いせず、また、手持ちのPCとの比較もせずスコアの掲載のみにとどめます。

なお、スコアは振るわなかったものの、実際の体感レスポンスとしては、所有のCeleron N3450クラスのCPU搭載機と同程度のレスポンスとなり、サクサクと稼働します

 

ベンチマークスコア

▼ドラクエベンチマークのスコアは1305。3回計測しましたが、なぜかAtom Z8350クラスのスコアです。先述のとおり、他端末とのスコア比較は省略。

 

▼Geekbench 4のスコアは、Single-Coreは1,402、Multi-Coreは4,086

 

▼CrystalDiskMarkでのeMMCのスコア。Windows、アプリの起動、ファイルの呼び出しなどの体感は他のeMMCと同様に、HDDとは比較にならない速さです。

体感レスポンス

ベンチマークは奮わなかったものの、体感レスポンスは私が所有する、後段のCeleron N3450クラスのCPU搭載機と同様に、ライトユースではキビキビと心地よく操作することができます。

中ほどでも記載しましたが、個々のレスポンスはAtom Z8350クラスと大きな差ではないものの、長時間利用の場合には僅かながらの差の積み重ねが心地よさに繋がっているような感覚です。

 

▼私が常用しているCeleron N3450クラスのCPU搭載機と同様のレスポンスで、Webサイト閲覧、動画視聴、オフィスソフトの利用など、そのレスポンスに十分満足することでしょう。

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まとめ

11.6インチのWindows 2 in 1 タブレットを操作するのは始めてでしたが、頻繁に携帯しない前提であれば、この11.6インチクラスでのWindows操作は、10インチクラスよりも操作しやすいことをあらためて実感。

また、Celeron N3450搭載のWindows 2 in 1タブレットの選択肢が少ないなか、スペックと価格のバランスを考慮すると、このJumper EZPad 6 Plus、あるいはEZPad 6 Proは有力候補となるでしょう。

 

▼Geekbuyingでの販売情報。価格は2018年4月29日現在です。

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