13インチクラスの中国製PCでは人気の高いJumper EZBook 3 Proのスペックを控えめにし、価格を下げたJumper EZBook 3SE。なんと、13.3インチのIPSパネル搭載機が2万円未満。
このJumper EZBook 3SEがGeekbuyingのクリアランスセールにて、178.99(2018年4月23日時点。19,880円)で販売しています。以前、実機レビューしたEZBook 3SEですが、再度、その特徴を整理しました。
▼今回紹介するのは、Geekbuyingでセール中のJumper EZBook 3SE
Jumper EZBook 3SE (Geekbuying)
Jumper EZBook 3SEのスペック
下表はノーマルのEZBook 3、人気の3 Proのスペックと比較したものです
3 Proをベースとした場合、上表に記載のない事項も含め、3 Proと3SEの相違は以下のとおり。
- CPU、メモリ搭載量をスペックダウンしていますが、実機を操作した使用感では、ライトユースでの使用においては全く問題なし。
- 3 Porのアルミ製ボディに対して、3SEはプラスチック製。ただし、後段の外観のとおり、プラスチック製としては質感は上々。
- その他、キーボードの質感もコストカットの形跡がありますが、2万円未満のPCとしてはタイピング感も十分。
外観
外観については、以下の記事に詳細を掲載していますので、そちらも参照ください。
外観のポイントを画像に基づき概説します。
▼ボディは全面プラスチック製ですが(さすがに2万円未満でアルミ製は無理ですね)、アルミ調塗装であり、質感はわるいものではありません。
▼サイドから、アルミ製のEZBook 3 Pro(下)との比較。
久しぶりに過去記事を振り返ると、記事を編集した私もどちらがProかわからないほど。プラ製としては十分な質感です。
▼ディスプレイを最大角度まで拡げた様子。
▼キーボードの一部を拡大。
日本国内の一般的なキーと比較するとやや硬めですが、クセのないキーボードでブラインドタッチも難なくこなせます。
▲▼ただし、初めて英語キーボードを使用する方はキーの配置で最初は戸惑うかも。英数・かな変換については、以下の記事に記載のソフト「alt-ime」をインストールすると、かなり快適になります。
レスポンス
ベンチマークスコアについては以下の記事を参照ください。
CPUはCeleron N3450ではなくN3350を搭載していることから、少なからずモッサリしているものと思っていたところ、以下のライトユースでは(ライトユースのみでの使用だったので)、N3450と何ら変わるものではありません。
- Webサイト閲覧、簡単な画像編集も含むブログ記事の編集、オフィスソフトの操作、動画視聴
なお、これまでHDD搭載のPCをお使いの場合には、eMMCによるWindows・アプリの起動の速さに満足することと思います。
また、メモリは3GBと控えめですが、上記の一般利用でしたらメモリ不足に陥ることはなく、安心して使用できます。
まとめ
13.3インチのIPSディスプレイを搭載し、ライトユースでは十分なレスポンスのWindows 10 ノートPCが178.99ドル(19,880円)とは、かなりのコスパ度です。さすがにこれほど安いとアルミ製のボディではないのですが、気兼ねなく使える家族共用のリビングでの使用もありかと思います。
▼Geekbuyingの販売情報はこちら。Jumper EZBook 3SE (Geekbuying)
▼クリアランスセールでは、Teclastの端末などもセールを行っています。
Jumper EZBook 3SE 、実機レビュー記事
2万円未満でも十分使える、Jumper EZBook 3SE 実機の総括レビュー
Jumper EZBook 3SE、Celeron N3350搭載機のベンチマークを実測。Z8350、N3450搭載機との比較