Jumper EZBook 3SE、Celeron N3350搭載機のベンチマークを実測。Z8350、N3450搭載機との比較 | Win And I net

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Jumper EZBook 3SE、Celeron N3350搭載機のベンチマークを実測。Z8350、N3450搭載機との比較

13.3インチのIPSパネルを搭載しながらも2万円を切る価格のJumper EZBook 3 SE。国内外ともに評価が高く、私も購入したJumper EZBookよりもスペック・価格を下げた製品ですが、そのレスポンス・ベンチマークスコアはどれほどのものか。

前回のEZBook 3 SEの外観レビューに続き、今回はベンチマークの計測結果を報告します。

 

▼今回のレビューは、Geekbuyingさんよりお借りした、こちらの機種です。

Jumper EZBook 3SE

 

Jumper EZBook 3SEのベンチマークスコア

まずは前提となる基本スペックです。比較対象として、EZBook 3 / 3 Proを掲載していますが、ポイントとなるのは、EZBook 3SEのCPUは2コアのCeleron N3350を搭載している点。

N3350の実力はいかほどのものか。2017年に販売の中国製PCの主流はCeleron N3450でしたが、手持ちのCeleron N3450 (Jumper EZBook 3 Pro)、Atom Z8350(Chuwi Hi10 Pro)と比較してみます。

ドラクエベンチマーク

▼EZBook 3SE(Celeron N3350)のスコア。

下のChuwi Hi10 Pro(Atom Z8350)よりも高く、EZBook 3 Pro(Celeron N3450)よりも低いスコアに。

Celeron N3350 ドラクエベンチマーク

▼Chuwi Hi10 Pro

▼EZBook 3 Pro

Geekbench

Geekbenchもドラクエベンチマークと同様に、スコアはEZBook 3 Pro(画像下、Celeron N3450)、EZBook 3SE(画像上、Celeron N3350)、Chuwi Hi10 Pro(画像中央、Atom Z8350)となり、順当な結果です。

 

Jumper EZBook 3SE Celeron N3350 Geekbench 4

CrystalDiskMark

続いて、ストレージであるeMMCのベンチマーク・CrystalDiskMarkのスコアです。

私が所有するEZBook 3 Proのバージョン3(現行はバージョン4)は、コストカットのために低速なeMMCを搭載していることもあり、スコアは未掲載としました。

EZBook 3SE(画像上)はChuwi Hi10 Pro(画像下)と同程度のスコアと言えると思います。EZBook 3 Proのバージョン3と異なり、低速なeMMCを搭載しているような心配はないようです。

Jumper EZBook 3SE CrystalDiskMark

▲私の備忘メモですが、EZBook 3SEのeMMCをデバイスマネージャーで確認したところ、東芝製を搭載しており安心。

メモリ使用量

2万円前後の2 in 1タブレットでも、メモリ4GBを搭載する機種が多いなか、EZBook 3SEはメモリ3GBとなります。

2GBの場合は心許なくなりますが、3GBではいかがなものか。私の普段使いと同様に、メモリを大量消費するGoogle Chromeを利用し確認してみました。

以下の画像は、Chromeのタブを10個開いた状況でのメモリ使用量です。使用率70%となり、まずますの値。

手元の2GB搭載機の同条件での使用率は83%となりましたが、Webサイト閲覧・ブログ編集・動画視聴の範囲では、これまでメモリ不足となったことはありません。このこともあり、3GB搭載は十分に実用的との認識です。

 

 

Wifi 回線速度

EZBook 3 Proがデュアルバンド対応なのに対して、3SEはシングルバンド対応。また、Wifiチップはそれなりに性能差がでやすいだけに、Wifiの回線速度を計測・比較してみました。

 

▼千葉市郊外の自宅にて、休日昼間のNuro 光でのWifi回線速度を計測。

上は3SE、下は3Proです。この程度の差なら誤差の範囲。3SEのWifiへの心配は無用のようです。

 

まとめ

Celeron N3350を搭載するJumper EZBook 3SEのベンチマークを、EZBook 3 Pro(Celeron N3450)、Chuwi Hi10 Pro(Atom Z8350)と比較してみました。

結果、順当にEZBook 3 Pro、EZBook 3SE、Chuwi Hi10 Proの結果に。私の普段使いであるブログ記事編集・Webサイト閲覧においては、ライトユースであることもあり、大きな差ではないものの、体感レスポンスはベンチマークスコアどおりとなります。

後日、Jumper EZBook 3SEの体感レスポンス・使い勝手の記事をアップしますが、2万円を切る価格のJumper EZBook 3SEは、ライトユースにおいては何の不自由もなく利用できており、会社で使用のCore i5 / Core i7と比較しても、待たされ感などの劇的なレスポンスの相違を感じることはありません。これは、会社の端末のHDDとEZBook 3SEのeMMCとのレスポンス差によるところも大きいのですが。

 

▼Geekbuyingの販売サイト
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