Fire HDにGoogle Playアプリをインストールし、その使用感などを試しているのですが、ここで計測したくなるのが、Fire HDでのAndroidのベンチマークアプリのスコア。
ベンチマークのスコアと実際の体感レスポンスは異なる場合も多々あり、それほど気にする必要もないベンチマークですが、自分の端末がどれほどのスコアなのか、おさえておきたいのものです。
そこで今回、Androidで定番のベンチマークアプリをFire HD 8にインストールし、ベンチマークのスコアを計測してみましたので ご参考。
なお、Fire HDへのGoogle Playアプリのインストールは以下の記事の手順にて行ったものです。
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▼今回 インストールしスコアを計測した、Android向けのベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark V6.2.7」と「Geekbench 4」
Fire HD 8でAntutu ベンチマーク
Fire OSのアプリスコアから Antutuベンチマークをインストールできるのですが、これが使えないアプリです。
なぜ使えないのかというと、アプリストアのレビューでも報告がありますが、何度トライしても以下の画像のとおり、5%でフリーズします。
これでは計測できないために、冒頭にも記載のとおり、以下の記事に記載の手順にてGoogle Play アプリをダウンロード・インストールしました。
では、早速ですが、AnTuTu ベンチマークの結果です。
▼AnTuTu ベンチマーク v6.2.7のスコアは34672
▲▼「ベンチマークの結果は気にしない」と言いつつも、私が「ベンチマークのスコアの割にはサクサクで、レスポンスよし」と評価する7インチタブレット「NEC TE507 / FAW」のスコア（下）よりも、Fire HD 8のスコアは良い結果に。
▽TE507 / FAWのレビュー
▼Fire HDにて、AnTuTu Benchmark v6.2.7を走らせる方も多くないでしょうから、詳細情報のスクショを貼り付けます。
▲CPU / GPUの情報もあり、ベンチマーク以外にもシステム情報の確認としても役立つAnTuTuアプリ
Fire HD 8でGeekbench 4
AnTuTu ベンチマークと並ぶ 定番ベンチマーク「Geekbench 4」のスコアはどの程度でしょうか。
▼Google Playから難なくインストールできました。
AnTuTuでの情報も同様ですが、Fire OSはAndroid 5.1.1がベースとなっています。
▼結果は、Single-Core Scoreは612、Multi-Core Scoreは1617
▲▼下の画像は、TE507 / FAWのスコアですが、ここでもFire HD 8がよい結果に。
▼他機種との比較では、Nexus 5よりもやや劣る程度でしょうか。私は今でもNexus 5をサブ的に利用していますが、Webサイト閲覧や軽めのアプリでは、小気味よいレスポンスで重宝しています。このNexus 5にやや劣る程度のスコアであれば、安いFire HD 8としては上々でしょう。
まとめ
安価なFire HD 8ですが、単純にベンチマークのスコアのみでみると、一万円台後半で販売しているNEC TE507 / FAWよりもよく、Nexus 5よりもやや劣る結果となりました。
単純にベンチマークのみで優越つけることはできないのですが、ここでもFire HD 8のコスパの高さが浮き彫りに。私が毎日持ち歩いているTE507 / FAWもコンパクトで、不都合ないレスポンスであり、コスパ度は十分に高いのですが、ちょっと複雑な気持ちになってきました。